卓上遠心分離機の特長

汎用、大容量、省スペースの信頼できて有用性の高い機器。
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卓上遠心分離機の特長

卓上遠心分離機は、スペースが限られたラボや、さまざまなアプリケーションを有するラボに最適です。これらの遠心分離機は操作がシンプルで、人間工学に基づいて設計されているため、ラボの効率を向上させます。たとえば、ほとんどの卓上遠心分離機はAuto-Lock™システムを搭載しているため、ローターを片手で素早く交換でき、アプリケーションの汎用性と最大限のスループットを実現します。卓上遠心分離機は、強度と耐久性に優れた高品質素材で製造されており、また、幅広い化学薬品に対する耐性も有しているため、ラボの主力機器に期待される稼働時間と一貫した稼働を実現します

 

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安全性に関する利点

卓上遠心分離機は、操作上の安全性を確保するよう設計されています。たとえばこのデザインは、リッドを開閉するときに手を挟む可能性を最小限にします。電動式のリッドラッチは保護を強化します。リッドにはハンドグリップの手がかりが付いているため、そこをつかめば片手で簡単に閉じることができます。チャンバーは届きやすさがが向上しているため、ローターや容器を安全に出し入れできます。

 

ワンタッチの制御

Proシリーズ遠心分離機の最新のタッチスクリーンでは、メニューバーやボタンでのプログラム設定がこれまで以上に簡単です。大きなサイズのタイムトラッカーや、運転終了を知らせる視覚的アラートにより、ラボの向こう側からでも簡単に運転状態をモニタリングできます。コンプレッサーの起動を事前にプログラムすると、ラボに着いたらすぐに遠心分離機を稼働できます。また、シャットダウン機能はコンプレッサーの寿命を延長し、エネルギーコストを削減します。

 


ローターの豊富な選択肢

卓上遠心分離機用のスイングバケットおよび固定角ローターを包括的なラインナップで提供しています。多くのローターは、耐食性と耐疲労性に優れた、革新的な軽量素材で製造されており、ClickSeal™生物学的封じ込めリッドに適合します。

ミニ遠心分離機:柔軟で効率的

最小の卓上プラットフォームである当社のmySPINミニ遠心分離機には、6,300 rpmと12,500 rpmの2種類の速度があります。マイクロフィルターによる細胞分離や、 HPLCプロトコル、PCR、臨床や診断アプリケーションなど、幅広いアプリケーションに適しています。これらの遠心分離機は振動が少なく、運転音が静かです。設置面積が非常に小さいためスペースを効率的に使用できます。そのため、個人のワークストーションに最適です。

mySPINミニ遠心分離機 

 

0.2、1.5、および2.0 mLのマイクロチューブとPCRストリップに対応できる2つのローターが付随しています。ローターは工具を使わずに素早く交換できます。

微量遠心分離機:少量サンプル、高速処理

Thermo Scientific微量遠心分離機は加速と減速が速く、さまざまな微量プロトコルを実行できます。これらの遠心分離機には2つの性能レベル、換気式モデルや冷却式モデル、およびオプションのローターのオプションなど、 さまざまなオプションがあるため、お客様のアプリケーションに適合します。基本的なマイクロチューブ処理、核酸ミニプレップ、スピンカラム、ヘマトクリット試験をサポートするさまざまな機能から、最適な組み合わせをお選びください。

少量サンプル、高速処理

 

21,100 x gの微量遠心機モデルは、最高速の遠心分離を必要とするハイエンドの研究アプリケーションに最適で、 17,000 x gモデルはルーチンのラボ作業に適しています。すべての微量遠心分離機は、直感的な制御機能、見やすいディスプレイ、およびワンクリック閉蓋機能を備えています。

2つの標準ローター

 

微量遠心分離機には、軽量で耐腐食性のあるポリマー製の標準ローターが2つ付属しており、1.5、2、および5 mLのマイクロチューブに対応しています。他のポリマー製ローターは、0.2および0.5 mLのマイクロチューブ、 PCRストリップチューブ、ヘマトクリットキャピラリーチューブに対応しています。一部のローターはClickSeal™生物学的封じ込めリッドを搭載しているため、サンプルの安全性が向上します。

コンパクト卓上型:高いRCF、小さなサイズ

この小型卓上プラットフォームは可搬性を考慮して設計されており、アプリケーション間やラボ間でシームレスに移動させることができます。このような可搬性に、換気式モデルおよび冷却式モデルの選択肢と幅広い高RCFローターを組み合わせることで、変化する要件をみたす柔軟性を提供します。微量ローターは、マイクロリットルチューブを最大30,279 gで処理できるため、細胞培養、分子生物学、および臨床診断などのアプリケーションに対応します。これらのモデルの運転音はわずか52 dBAと低く、ラボ環境への影響は最小限です。

高いRCF、小さなサイズ

 

当社のコンパクト卓上遠心分離機は、サイズが12.2☓14.6☓18.9インチ(31☓37☓48 cm)で、スペースの限られたラボにもフィットします。卓上スペースを確保して、最大限の柔軟性と可搬性を追求される場合は、高さ調節が可能なフロアモデル構成をご検討ください。

明るい大型ディスプレイ

 

コンパクト卓上遠心分離機には、ラボの向こう側からでも読み取りやすい、明るい大型ディスプレイを備えています。コントロールパネルは、プログラムの方法、運転条件、アラート、およびサービスメッセージを表示します。

 

 

汎用卓上型:高い品質と再現性

これらの遠心分離機はその名のとおり、もっとも汎用性の高い卓上プラットフォームです。その中性能ドライブは、一貫性、再現性、およびハイスループットが常に要求されるアプリケーション、たとえば反復的なプロトコルの基礎研究や臨床アプリケーション用に設計されています。人間工学に基づいた設計と使いやすさにより、複数のユーザーを抱えるラボに適した、堅牢で信頼性の高いソリューションです。ニーズに合わせて、1.6 Lまたは4 Lの容量、換気式モデル、および冷却式モデルから選択できます。

複数ユーザー環境に最適な、卓越した汎用性

 

1.6 Lモデルは、オプションのスイングバケットおよび固定角ローターに最大14台まで対応します。4 Lモデルの最大容量については、大容量のTX-1000ローターが、最大196本の血液チューブと40本の50 mLコニカルチューブを処理できます。

Auto-Lock™システムにより、ローターを簡単かつ安全に片手で数秒で交換できるため、柔軟性が向上します。 

 

 

 

  

明るく使いやすいLCDコントロールパネル

 

6つのボタンからプログラムに直接アクセス可能です。スクロールするだけで速度、時間、温度、および加速と減速のパラメーターを入力できます。パルス運転の選択や開蓋はボタンを押すだけです。パネルには、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、オランダ語、およびロシア語で表示できます。 

高性能卓上型:最高速、もっとも多くのローターに対応

このプラットフォームは性能を重視して設計されており、パワフルでエネルギー効率の高いドライブとプログラム機能を備えています。そのため、クリーンルームなどの管理された環境における要求の厳しい研究アプリケーションや作業にも対応します。1.5 mLチューブ用の固定角ローターから大容量ボトル用のスイングバケットローターまでの幅広いローター、1.6 Lおよび4 Lの構成、冷却式や換気式、およびフロアモデルなどから選択できるため柔軟性が向上しており、ラボの要件を満たします。

高性能を実現するパワー

最高15,200 rpmの速度で、最大25,830のRCFを実現します。最大19種類から選択できるローターとさまざまなアダプターオプションにより、1台の遠心分離機で複数のアプリケーションを実行できます。

 

 

 

  

高性能卓上遠心分離機

使いやすさと、多くのプロトコルに対応するための拡張した選択肢で制御できます。メニューバー、ライトハウスモード進行バー、遠心分離機のヘルスボタンなどを備えた、直感的に操作できる最新型のタッチスクリーンディスプレイから簡単にプログラミングできます。