お客様のニーズに合わせて品質価値を高めます

弊社はThermo Scientific Nalgene ボトルの、国内専門工場での高度な洗浄と、オートクレーブ滅菌(高圧蒸気滅菌)による滅菌処理を承ります。お客様による自社洗浄の手間の軽減はもちろんのこと、洗浄基準策定や品質管理の規格策定などお客様のニーズとボトルの材質・形状に応じた方法のご提案が可能です。製品と作業工程のトレーサビリティが確保されているため、洗浄証明書の発行も可能です。
その他、validationの取り方や包装形態などについてもお客様からの要望を伺ったうえでご提供します。

低溶出で液漏れ防止構造をもつNalgeneボトルをより高い清浄度でご使用いただくために

Nalgeneクリーンボトルサービスは、適正に管理された環境内でボトルの超純水洗浄を行うサービスです。半導体や電子材料などのサンプルや、分析用サンプルの保管など、より高い清浄度が求められる製品に有用なサービスです。ただいま、Nalgeneボトル、洗浄済みのNalgeneボトルおよび市販のクリーンボトルについて洗浄度の比較のために、ボトルに残存するパーティクルとメタル成分を測定したアプリケーションノートを無料で公開中です。ぜひご活用ください。

アプリケーションノートのダウンロード

低溶出で液漏れ防止構造をもつNalgeneボトルをより高い清浄度でご使用いただくために

Nalgeneボトルの特長と洗浄フローに関する説明(動画)

クリーンボトル:洗浄プロセス概要

ISOクラス5相当のクリーンルーム内で洗浄、乾燥、滅菌、包装を行います。

洗浄工程や梱包は、下記のような流れで行われています。

  • 受け入れ検査(バリ、黒点、外観異常などの確認)
  • ISO クラス 5 相当のクリーンルームでの洗浄、乾燥、包装
  • 液中パーティクルカウンターによる計測で清浄度評価
  • 湿式試験法において0.2 μm 以上の異物を0.5個/cc以下まで抑えたクリーン度を提供可能
  • 洗浄証明書の発行

Nalgene プラスチック製ボトルについて

汚染リスクの低減を目指した材料と成形方法を採用しています。

Nalgeneボトルは、ISO 13485: 2016認証を受けた工場で製造され、USP Class VIを満たす高品質な樹脂を使用、成形時に溶出の原因となる添加剤や可塑剤をほとんど使用していません。

また、ほぼすべての樹脂はFDA(アメリカ食品医薬品局)のDMF(Drug Master File)に登録されています。また独自のシーリング技術によりボトルとフタをセットでご利用いただくことで液漏れ防止機能が発揮されます。

Nalgeneボトルについての特長

Thermo Scientific™ Nalgene™ ボトル本体とキャップをセットで使うことで液漏れ防止機能を発揮します。

  1. 液漏れ防止構造
    トラック輸送や航空搬送時において液漏れしない設計です。口部のねじ山は高く成形されており、強度に優れ、十分な力によるキャップ装填が可能です。口部の内面は平滑に加工され、バリなどの発生を抑えます。
  2. ライナーの不要なキャップ
    当社のキャップ(一部製品を除く)はライナーを使用せず、液漏れを防止するためライナーからの溶出を気にする必要がなく、また、材質検査、耐性、汚染、隙間への液体・異物の侵入などに煩わされることがありません。
  3. トルクレンチが使用可能
    均一にキャップを閉められ、トルクによる締め付け管理ができます。プラスチック材質のキャップは時間経過で締める力が弱まります(応力緩和)。トルクレンチの使用で、キャップ装着の管理・調整ができます。