リアルタイムPCR(定量PCR(qPCR))を始めたばかりの方や、新しいリアルタイム PCR アプリケーションを習得しようとする方のために、弊社ではこれらの技術を習得し、迅速に実験を始めるための技術資料(ビデオやウェビナーなど)をご用意しています。

リアルタイム PCR は、PCR 増幅と検出を 1 つのステップに組み合わせたものです。これにより、電気泳動を用いた増幅産物の検出が不要となり、さらに重要なことには、真に定量的な情報が得られます。リアルタイム PCR では、サーマルサイクリング中に PCR 増幅産物を標識するために蛍光色素を使用します。 リアルタイム PCR 装置は、指数関数的増幅領域で蛍光シグナルの増加量を測定することによって、迅速かつ正確に PCR 増幅産物を定量し、客観的にデータを解析することができます。

Gene Expression Day オンラインセミナー動画閲覧申し込み

本動画は、2024年6月19日(水)に実施された「Gene Expression Dayオンラインセミナー ~遺伝子発現解析の新しいアプローチ紹介~」の中からリアルタイムPCRのセッションを抜粋した動画です。

リアルタイムPCRの基本的な検出原理、がんなどの疾患関連遺伝子群や細胞内情報伝達等に関する96種類の遺伝子発現解析を簡便かつ現実的なコストで実施できるApplied Biosystems™ TaqMan™ Array Plateや貴重なサンプルでの遺伝子発現解析に有効な1本の反応チューブ内で複数の遺伝子解析を行うマルチプレックス反応のポイントなど研究の効率化に役立つ内容をご紹介します。

これから遺伝子解析を始める方や新規の研究手法の導入に興味がある方はぜひご覧ください。

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qPCR バーチャル教室 - qPCR Classroom -

qPCRバーチャル教室では、リアルタイムPCRを用いた遺伝子発現解析のコツから最新情報までの幅広い内容を、動画コンテンツにまとめて公開しています。

公開動画コンテンツ

  • 各種サンプルからのRNA抽出とクオリティチェックのポイント
  • リアルタイムPCRの基礎原理
  • リアルタイムPCRにおける解析のポイント
  • リアルタイムPCRによるmicroRNA発現解析のポイント

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関連リソース
ハンドブック
ヒト microRNA のプロファイリング用の少量のサンプルインプットに最適化されたプロトコール

リアルタイム PCR ハンドブック

リアルタイム PCR を始めたばかりの方やこの技術の基本原理について学びたい方にうってつけのハンドブックです。  この第 3 版は、全 70 ページ、6章で構成されており、実験デザイン、データ解析、リアルタイム PCR のコツ、トラブルシューティングなどのトピックが含まれています。

トラブルシューティング
Ask TaqMan 動画

リアルタイムPCR トラブル シューティング

リアルタイムPCRの実験中に、よく起こるトラブルに対する解決方法をまとめたものです。全15ページ、5章で構成されており、異常な増幅が見られた場合、増幅しなかった場合などへの対処法が記載されています。

リアルタイム PCR の基礎 

リアルタイム PCR(qPCR)アッセイの基礎の一般的な概要で、配列検出ケミストリ、TaqMan および SYBR ケミストリ、定量アッセイ、ならびに絶対定量法 vs. 相対定量について説明しています。

動画:リアルタイム PCR(qPCR)で何ができる?

リアルタイム PCR(qPCR)は、遺伝子発現解析、がんバイオマーカーの同定のためのマイクロ RNA 解析、一塩基多型(SNP)ジェノタイピング、コピー数多型(CNV)解析、さらにはタンパク質解析をも含む多くの定性および定量アプリケーションに使用されます。  この Ask TaqMan Ep.17 ビデオは、これらの一般的なリアルタイム PCR アプリケーションをカバーしています。 

UNG/UDG とは?

UNG または UDG は、多くのマスターミックスで使用されています。このビデオでは、2 つの酵素について、qPCR においてどのように使用されるかについて説明しています。

RT-qPCR の基本原理

逆転写法を選択する際、いくつかの疑問が浮かぶことでしょう。1-ステップか 2-ステップか?  スタートサンプルはトータル RNA か mRNA か?  最後に、どのようなタイプの RT プライマーを使用するのか? これらの疑問にお答えします。

リアルタイム PCR における絶対定量 vs. 相対定量

デジタル PCR を用いた絶対定量は、既知のスタンダードが不要です。ターゲット遺伝子は、デジタル PCR レプリケートの数によって決定される精度で直接定量することができます。  相対定量は、リファレンスサンプル(未処理コントロールサンプルなど)の検量線と比較することで所定のサンプルにおける遺伝子発現量の変化を解析します。

研究ニーズを満たす TaqMan Assays を提供

研究ニーズに応じて、最高レベルの特異性および感度が必要とされるアプリケーションでクラス最高の性能を実現する最適な TaqMan Assay およびフォーマットを見つけることができます。 

記事

プライマー濃度およびプローブ濃度の計算

実例に従い、信頼できる正確なオリゴヌクレオチドのワーキングストックの調製を行い、使用することができます。

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TaqMan に関する誤解

TaqMan Assays についてどの程度ご存知ですか?  このケミストリに関する研究者の一般的な誤解を解きます。  

For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.