タンパク質間相互作用プロファイリング

ProtoArray® ヒトタンパク質マイクロアレイは、タンパク質間相互作用の同定において優れた方法です。この方法を使用することにより、精製タンパク質のプロファイリングを約9,000種類の機能性タンパク質に対して行うことができ、潜在的な結合パートナーを同定できます。アレイに対しそれぞれ特徴が特定されているので、あらゆるターゲットを迅速に同定できます。プロトコルは簡単で、ネイティブのタンパク質および改変されたタンパク質のどちらにも対応でき、ビオチン-ストレプトアビジン検出プロトコルも利用可能です。

ProtoArray® マイクロアレイはその幅広いコンテンツにより、他のテクノロジーでは同定が困難な新しい関連性の発見を試みる研究者にとって、理想的なプロテオミクス プラットフォームとなります。多様なタンパク質について研究する研究者らが、他のin vivo およびin vitro アッセイを用いたProtoArray®タンパク質アレイ上でのタンパク質プロファイリング結果の検証を示しています［1～3］。

ProtoArray® タンパク質間相互作用プロファイリングアプリケーションは、カスタムのサービスまたは 製品としてご利用できます。

1. Al-Mulla F et al (2011) Raf Kinase Inhibitor Protein RKIP Enhances Signaling by Glycogen Synthase Kinase-3 β. Cancer Res 71: 1334–1343.
2. Fenner BJ et al. (2010) Expanding the Substantial Interactome of NEMO Using Protein Microarrays. PLoS One 5: e8799.
3. Tong Y et al. (2008) Pituitary tumor transforming gene 1 regulates Aurora kinase A activity. Oncogene 27: 6385–6395.