質量分析のためのタンパク質相互作用のクロスリンク

Thermo Scientific™ MS グレードクロスリンカーは、高品質試薬で、さまざまなサイズと包装オプションをご用意しています。 当社では、幅広い専門知識とさまざまなアプリケーションに対するサポートに加えて、 Thermo Scientific 質量分析計を用いるワークフローで使用できる検証済みの製品を提供しています。

  • 高品質—製品は ISO 9001の認証を受けた施設で製造されます
  • 利便性—「秤量済み」のフォーマットを含む、さまざまな包装サイズをご用意しています
  • 豊富な種類—さまざまなリンカー長、MS 切断の不可、重水素同位体標識の製品をご用意しています
  • テクニカルサポート—ウェブリソースおよびテクニカルサービスで好結果をサポートします

お客様の質量分析アプリケーションに最適なクロスリンカーを選択

 DSG(グルタル酸ジスクシンイミジル)BS2G-d0DSSODSBUDSSBS3
クロスリンカーDSGBS2G-d0DSSO

DSBU

DSSBS3
スペーサーアーム長7.7 Å7.7 Å10.3 Å

12.5  Å

11.4 Å11.4 Å
水溶性NoX

X

No
MS 切断可能XNo

XX
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 BS2G-d4BS3-d4
クロスリンカーBS2G-d4BS3-d4
スペーサーアーム長7.7 Å11.4 Å
水溶性
MS 切断可能XX
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 DSG(グルタル酸ジスクシンイミジル)BS2G-d0DSSODSBUDSSBS3
クロスリンカーDSGBS2G-d0DSSO

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 BS2G-d4BS3-d4
クロスリンカーBS2G-d4BS3-d4
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Comparison of BSA crosslinking efficiency by SDS-PAGE

SDS-PAGE による BSA のクロスリンク効率の比較。 BSAに に対してモル過剰量(たとえば、20 倍、100 倍、500 倍)のさまざまなクロスリンカーをを加えてインキュベートしました。 クロスリンク効率は 、SDS-PAGE における移動度の低下として確認できます。クロスリンカーの種類、溶解性、濃度により、効率は異なります。


BSA crosslinked peptide

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Graph showing number of BSA crosslinked peptides

MS 非開裂性クロスリンカー(BS3、DSS)、およびMS切断可能なクロスリンカー(DSSO)を反応させたBSA 酵素消化物からさまざまな MSn メソッドを用いて同定したクロスリンクペプチド数を示すグラフ。 BS3 と DSS は、イオントラップによる衝突誘起解離(CID)およびコリジョンセルによる衝突誘起解離(HCD)メソッドにより同定されたクロスリンクペプチド数は同程度であった。一方、DSSO は、これら解離法で同定されたクロスリンクペプチド数は少なかった。 DSSO は MS 切断可能なので、MS2-MS3 メソッドを用いて、クロスリンクされているそれぞれのペプチドを MS2 スペクトルで識別し、各々のペプチドの MS3 スペクトルをデータベース検索することで、より多くのクロスリンクペプチドの同定が可能でした。 電子移動解離(ETD)と HCD を組み合わせた(EThcD)メソッドでは、すべてのクロスリンカーで同程度のクロスリンクペプチドが同定されました。


For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.