PB2200P_protein_dialysis_desalting

Thermo Scientific ™ Zeba™ Spin Desalting Columnは、低タンパク質結合性ポリプロピレン製で、広範囲の標準的な研究用機器および消耗品に適合します。

Zeba™カラムは、ほとんどのスイングバケット式または固定アングル式の卓上型または床上型遠心機に適合するよう設計されており(使用前にヘッドクリアランスを確認してください)、5つの処理容量および2つの分子量カットオフ(MWCO)、7 Kおよび40 Kタイプを利用できます。

用途に適したZeba™スピン脱塩カラムを選択してください

 
 
 
 
 
 
Format形式Micro Spin Columnマイクロスピンカラム0.5 mL Spin Column0.5 mLスピンカラム2 mL Spin Column2 mLスピンカラム5 mL Spin Column5 mLスピンカラム10 mL Spin Column10 mLスピンカラム
Resin bed レジンベッド
ボリューム
75 μL75 μL0.5 mL0.5 mL2 mL2 mL5 mL5 mL10 mL10 mL
Volume capacity 処理容量
(7 K MWCO)
2–12 μL2~12 μL30–130 μL30~130 μL200–700 μL200~700 μL500–2000 μL500~2000 μL700–4000 μL700~4000 μL
Volume capacity 処理容量
(40 K MWCO)
5–14 μL5~14 μL70–200 μL70~200 μL200–900 μL200~900 μL300–2000 μL300~2000 μL1000–4000 μL1000~4000 μL
7K MWCO pack sizes7 K MWCO包装サイズCatalog numbersカタログ番号
 8987789878
Catalog numbersカタログ番号
 8988289883
Catalog numbersカタログ番号
 8988989890
Catalog numbersカタログ番号
 8989189892
Catalog numbersカタログ番号
 8989389894
40K MWCO pack sizes40 K MWCO包装サイズCatalog numbersカタログ番号
 8776487765
Catalog numbersカタログ番号
8776687767
Catalog numbersカタログ番号
8776887769
Catalog numbersカタログ番号
 8777087771
Catalog numbersカタログ番号
 8777287773

Zeba Spin Desalting Columnの比較

表1. 一般的なスピン型脱塩カラムの推奨サンプル処理容量の比較。

PB2222_zeba_common_spin_desalting

表2. Thermo Scientific Zeba Spin Desalting Columnは、他製品に比べ、より広い範囲のサンプル濃度および容量において比類ないタンパク質回収効率をもたらします。

脱塩カラムは、25 mM Tris、25 mM NaClを含有する最終バッファー(pH 7.5)で平衡化しました。サンプルは、25 mM Tris、500 mM NaCl(pH 7.5)で希釈し、次に最終バッファー中で脱塩しました。すべてのサンプルは、メーカーの推奨する取扱説明書に従って処理しましたが、添加容量は推奨範囲を超える場合もありました(下記参照)。推奨範囲内で使用した場合、メーカー間で塩濃度に有意な差はみられませんでした。タンパク質濃度は、Thermo Scientific™ BCA Assay(品番23227)を用いて測定しました。低分子量化合物の損失、およびタンパク質アッセイに影響を及ぼし得る汚染物質の存在により、通常、ライセートにおける回収率は個々のタンパク質でみられる回収率よりもわずかに低くなります。

 Sample Volumeサンプル容量7K Zeba
Spin Columns,
0.5 mL
GE
SpinTrap™ G-25
Bio-Rad Micro
Bio-Spin™
6 Columns
Sample Volume7K Zeba
Spin Columns,
10 mL
GE
PD-10 Columns
Resin bed volume 550 µL500 µL700 µL 10 mL8.3 mL8.3 mL
Method SpinSpinSpin SpinSpinDrip
 % Protein Recovery% Protein Recovery
BSA 0.04 mg/mL40 µL70–80%<10%<10%1.5 mL75–90%20–30%40–50%***
80 µL80–95%<10%<10%2.5 mL75–90%30–40%45–55%***
120 µL>90%<10%<20%3.5 mL75–90%60–70%*55–65%*
BSA 0.2 mg/mL40 µL70–80%<15%25–35%1.5 mL>90%60–70%>90%***
80 µL80–95%30–45%45–60%2.5 mL>90%70–80%85–95%***
120 µL>90%55–70%65–80%3.5 mL>90%75–85%**75–85%**
BSA 1 mg/mL40 µL80–95%45–60%70–801.5 mL>90%80–90%>90%***
80 µL>90%60–75%80–902.5 mL>90%80–90%*>90%***
120 µL>90%75–90%>90%3.5 mL>90%80–90%*85–95%*
HeLa Lysate 0.2 mg/mL**40 µL45–55%<10%<15%1.5 mL70–85%55–65%>90%***
80 µL60–70%15–25%30–40%2.5 mL70–85%65–75%80–95%***
120 µL70–80%45–55%50–60%3.5 mL80–95%70–80%*75–85%*
HeLa Lysate 1 mg/mL**40 µL65–75%45–55%45–55%1.5 mL80–95%80–90%>90%***
80 µL75–85%60–70%70–80%2.5 mL80–95%80–95%>90%***
120 µL80–90%70–80%80–90%3.5 mL85–95%80–95%*85–95%*

*注記:カラムの推奨容量を超えたサンプルを使用すると、塩の除去が不十分になります。それらはタンパク質回収に及ぼす容量の影響を示すために行っています。
**注記:低分子量化合物の損失、およびタンパク質アッセイに影響を及ぼし得る汚染物質の存在により、通常、ライセートにおける回収率は個々のタンパク質でみられる回収率よりもわずかに低くなります。
***注記:処理を通じて希釈され、3.5 mLの最終容量で回収されたサンプル。合計最終容量を基に算出したタンパク質回収。

For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.