全般

Chromeleon7で便利なキーボードショートカット

Chromeleonでは、Windows上でのキーボードショートカットに加えて、Chromeleon操作用のカスタムのショートカットを使用することができます。

操作説明
F1コンテキストヘルプ画面を開きます。
F2編集モードを有効にします(例: 表中のセルの文字列を変更する等)。
Ctrl + Iコンソール: [装置]カテゴリを選択します。
Ctrl + Dコンソール: [データ]カテゴリを選択します。
Ctrl + Wコンソール: [eワークフロー]カテゴリを選択します。
F4スタジオ: 次の注入に進みます。
Shift + F4スタジオ: 前の注入に戻ります。
F9フィルダウン: 欄の最後のセルまたは選択した最後のセルまで現在のセルの内容をコピーします。
F10スタジオ: 次のチャンネルに進みます。
Shift + F10スタジオ: 前のチャンネルに戻ります。
Ctrl + C選択範囲をクリップボードにコピーします。
Ctrl + Vクリップボードの内容を指定位置に貼り付けます。
Alt + Tabタスクバー上にある現在開かれているアイテムを切り替えます。コンソールとスタジオの切り替えに便利です。

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使用を推奨しない文字や入力文字数の制限


概要

Chromeleon 7 では、入力可能な文字数に制限を設けている部分があります。
また、外字や特殊文字を正式にサポートしていません。外字や特殊文字を使用すると、予期しないエラーが発生することがあります。
シーケンスのサンプル名、装置メソッドや処理メソッドなどのファイル名に、外字や特殊文字を使用されないことをお勧めします。

文字数の制限について

Chromeleon 7 では、入力可能な文字数に制限を設けている部分があります。
また、外字や特殊文字を正式にサポートしていません。外字や特殊文字を使用すると、予期しないエラーが発生することがあります。
シーケンスのサンプル名、装置メソッドや処理メソッドなどのファイル名に、外字や特殊文字を使用されないことをお勧めします。

表.1 入力可能な文字数
対象先入力可能な文字数
データ保管庫名128
フォルダの名前128
報告書テンプレートの名前128
処理メソッドの名前128
装置メソッドの名前128
表示設定の名前128
注入名128
注入リストのコメント255
クロマトグラフィースタジオで生成するチャンネル名128
シーケンス保存先のディレクトリの長さ447
シーケンス名128
シーケンスのコメント1024
装置名23
装置のチャンネル名24
Chromeleonユーザーの名前32
成分名64
生データが保存されているパスとファイル名の長さの合計の最大文字数247

使用を避けるべき記号と文字について

Chromeleon 7では、データの管理にデータベースソフト (Microsoft SQL Server Express) を 使用しています。
データベースソフトやオペレーティングシステムが識別できない文字は使用できません。
使用する文字は、Unicode 1.0.0 から Unicode 1.1.0をお勧めします。
使用すると誤動作の原因になる文字について、以下に示します。

表.2 使用を避けるべき記号
記号読み方
バックスラッシュ
:コロン
?疑問符
不等号(より小)
|バーティカルライン
$ドル記号
;セミコロン
^アクサンシルコンフレックス
\円記号
,カンマ
/スラッシュ
*アステリスク
"引用符
不等号(より大)
'アポストロフィ
`アクサンクラーブ
#番号記号
%パーセント
.ピリオド
表.3 使用を避けるべき文字
使用を避けるべき文字
装置名での半角英数字以外の文字
チェンネル名での半角英数字以外の文字
データ保管庫名での半角英数字以外の文字
カスタム変数での半角英数字以外の文字
サロゲートペアを使用する文字
絵文字
携帯電話の絵文字

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Chromeleon 7 がインストールされているコンピュータの名前の変更について


Chromeleon 7は、「標準」(ローカル) データ保管庫のデータベースエンジンとして、Microsoft SQL Server Express Edition を使用しています。
Chromeleon 7 がインストールされたコンピュータの名前を変更すると、データ保管庫サービスがMicrosoft SQL Server® Express に保存されているデータにアクセスできなくなります。
コンピュータの名前を変更する必要がある場合は、サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社もしくは、販売代理店のサービス担当者までお問い合わせください。

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バージョンの確認方法

Chromeleon7 のバージョンの確認方法

  1. コンソールを開きます。

  2. [ヘルプ] メニューで[Chromeleonのバージョン情報] をクリックします。

  3. 赤枠で示す部分にバージョン情報が表示されます。

    Chromeleon7.2 SR2以前


    Chromeleon7.2 SR3以降

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ライセンスの確認方法

Chromeleon7 のライセンスの確認方法

  1. コンソールを開きます。

  2. [ヘルプ] メニューで[Chromeleonのバージョン情報] をクリックします。

  3. ライセンスの詳細もしくは、([詳細…]ボタンをクリックします。

    Chromeleon7.2 SR3以前


    Chromeleon7.2 SR4以降

  4. [ライセンスの詳細]画面が表示され、利用可能なすべてのデータクライアントと装置コントローラのライセンス機能が表示されます。
    [要求された機能]欄には、ユーザー、クライアントステーションまたは装置コントローラが要求した機能が表示されます。
    [許可された機能]欄には、特定の機能が許可されるか許可されないかが表示されます。

代表的なライセンスと説明

クライアントのオプション説明
データクライアントChromeleonコンソールとクロマトグラフィースタジオを利用するために必要な基本ライセンスです。
装置の操作ローカルまたはリモート装置コントローラにアクセスできます。これは、装置コントローラに接続された装置を制御するために必要です。
適法化ツールユーザー管理、クライアントのロック、データオブジェクトのバージョン管理、データ監査証跡をおこなうことができます。
報告書デザイナプロ報告書テンプレートでカスタム表計算式と一般グラフを利用できます
バーチャルカラム(基本版)バーチャルカラムで、イソクラティックIC分離のモデル化をおこなうことができます。
バーチャルカラム(完全版)バーチャルカラムで、イソクラティックIC分離とリニアグラジエントIC分離の両方のモデル化をおこなうことができます。
ノンターゲットMS データ処理スタジオの [ノンターゲットMS データ処理] カテゴリにアクセスできます。
インタクトプロテインデコンボリューションスタジオの [インタクトプロテインデコンボリューション] カテゴリにアクセスできます

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データのバックアップと復元

Chromeleon 7 形式 (拡張子.cmbx) のデータのインポート

データの互換性

サービスリリースの違いによるデータの互換性
バージョンが下位のデータを復元することはできますが、バージョンが上位のデータを復元することはできません。

Chromeleon データの復元
  1. コンソールの [データ] カテゴリを表示させ、ナビゲーションペインでデータを復元する場所を選択します。

  2. [ファイル] メニューをクリックし、表示されるサブメニューから [インポート] を選択します。更に表示されるサブメニュから [Chromeleonデータ] をクリックします。

  3. Windows 標準の [開く] ダイアログが表示されます。復元する Chromeleon データファイルが保存されているフォル ダに移動します。Chromeleon データファイル (*cmbx) をクリックし、[開く] ボタンをクリックします。

  4. [インポート] ダイアログが表示されます。[開始] ボタンをクリックするとインポートが開始されます。
    (オプション) + マークをクリックするとフォルダが展開します。□をクリックするとチェックが外れます。
    チェックの外れた特定の項目や下位項目は除外されます。除外した項目は復元されません。

  5. [●●からインポート(●●はインポートしているファイル名)] ダイアログが表示され復元が始まります。復元が終われば自動的に閉じます。

  6. 復元したデータが表示されていれば Chromeleon データの復元は終了です。

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Chromeleon 6データを単一の*.cmbファイルからインポートする方法

シーケンス、メソッド、監査証跡などのChromeleon 6データを、外部からChromeleon 7にインポートできます。

補足

  • インポート処理は、Chromeleon 6データをChromeleon 7データ保管庫にコピーすることで実行します。
  • Chromeleon 6データをChromeleon 7にインポートする場合、クロマトグラムに対する手動変更は保持されます。
  • 結果がインポートされ再処理および再計算できるようになるのは、データをChromeleon 7処理用に変換した後です。
  • データをChromeleon 7処理用に変換した場合、Chromeleon 7ではピーク検出とピーク積分の結果が異なる場合があります。

Chromeleon 6データを単一の*.cmbファイルからインポートする方法

  1. コンソールで [データ] カテゴリバーをクリックします。

  2. ナビゲーションペインで、データをインポートするフォルダを選択します。

  3. [ファイル] メニューをクリックし、表示されるメニューから [インポート] をクリックします。
    更に表示されるサブメニューから [Chromeleonデータ] をクリックします。

  4. Windows標準の [開く] ダイアログボックスで、ファイルの種類としてChromeleon 6データファイル (*cmb) を選択します。
    インポートする "cmb" ファイルを見つけて [開く] ボタンをクリックします。

  5. [インポート元] ダイアログボックスで、特定の項目や下位項目を選択から除外することができます。
    除外した項目はインポートされません。

  6. [宛先] で [参照] をクリックして、データのインポート先のデータ保管庫とフォルダを選択します。
    [開始] ボタンをクリックするとインポートプロセスが始まります。

  7. インポートが完了すると、[閉じる] ボタンをクリックしてインポート ダイアログボックスを閉じます。

  8. コピー/インポート済みのChromeleon 6データを含むシーケンスは、シーケンスのアイコンが通常のアイコンと異なります。
    Chromeleon 6データを含む注入リストをコンソールまたはクロマトグラフィースタジオで表示する場合、シーケンス制御バーが青色になり、[インポートされました] というラベルが付きます。

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Chromeleon 6データソースをマウントする方法

概要

Chromeleon 6データソース(データ保管庫)をChromeleon 7に直接マウントすることができます。
Chromeleon 6データ保管庫は読み取り専用(灰色のアイコンで表示)です。
そのデータをクエリ、表示、またはChromeleon 7データ保管庫にコピーして処理することができます。

補足

データソースをマウントするには、Windows管理者権限が必要です。
Chromeleon 6データソースが既存のChromeleon 7データ保管庫と同じ名前である場合、マウント後に表示されません。

Chromeleon 6データソースをマウントする方法

  1. Windowsの [スタート] ボタンをクリックします。
    アプリケーションのリストを開き、[Thermo Chromeleon 7] フォルダをクリックします。次に、[データ保管庫マネージャ] をクリックします。

  2. [ユーザーアカウント制御] ウィンドウが表示します。

  3. [データ保管庫マネージャ] ウィンドウが表示します。[Chromeleon 6] ボタンをクリックします。

  4. [Chromeleon 6データソース] ウィンドウが表示されます。
    もし、Chromeleon 6データソースがマウントされている場合は、マウントされているすべてのChromeleon 6データソースのリストが表示されます。
    [参照] ボタンをクリックします。

  5. [開く] ウィンドウが表示します。
    Chromeleon 6データソースの保存場所に移動し、データソースの中にある「cm_local.mdb」のファイルを選択します。
    [開く] ボタンをクリックすると [開く] ウィンドウが閉じます。

  6. [Chromeleon 6データソース] ウィンドウのリストにマウントしたChromeleon 6データソースが表示しています。
    [閉じる] ボタンをクリックし [Chromeleon 6データソース] ウィンドウを閉じます。

  7. [データ保管庫マネージャ] ウィンドウの [データローカル保管庫] のリストにマウントしたChromeleon 6データソースが表示しています。
    [閉じる] ボタンをクリックし [データ保管庫マネージャ] ウィンドウを閉じます

  8. Chromeleon 7をもう起動すると、マウントしたデータ保管庫がコンソールのナビゲーションペインに表示されます。
    マウントした時点でChromeleon 7を起動している場合は、その時点ではマウントしたデータ保管庫は表示しません。
    Chromeleon 7を一旦閉じてから再度起動すると表示します。

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コンソール(装置の制御、データの取り込み、データの管理)

レディチェックの実行と結果

レディチェックについて

キューを開始する際、Chromeleonはレディチェックと呼ばれる確認手順を実行することによって、装置の動作準備が完了し、シーケンスの実行に使用する装置メソッドにエラーがないことを確認します。 新しいシーケンスを実行中のキューに追加する際も、シーケンスの実行準備が完了していることを確認するために、Chromeleonはレディチェックを実行します。これらの自動チェックに加えて、手動でもレディチェックを実行できます。

手動でレディチェックを実行

装置カテゴリでシーケンスを開始する装置のeパネルにある[キュー]タブを開き、[レディチェック]ボタンをクリックします。Chromeleonがレディチェックを実行し、結果がキューの下に表示されます。

レディチェックを結果

  • 問題がない場合
    [レディチェックの結果:成功]というメッセージが表示されます。
  • 問題がある場合
    問題について説明するメッセージが表示されます。各メッセージの前には、問題の重大さを示すアイコンが付きます。
アイコン重要度のレベル説明
情報情報情報を提供するのみであり、キューを開始できます。
警告警告キューを開始できます。ただし、状況を修復するための適切な措置をおこなうことをおすすめします。
エラーエラーキューを開始できません。まずエラーを解決する必要があります。
中断中断キューを開始できません。まずエラーを解決する必要があります。重大度が中断の問題は、重大度がエラーの問題よりも重大です。キューの実行中に重大度が中断のエラーが発生した場合、キューは停止します。

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注入リストの種類"ブランク"について

Chromeleon 7をもう起動すると、マウントしたデータ保管庫がコンソールのナビゲーションペインに表示されます。
マウントした時点でChromeleon 7を起動している場合は、その時点ではマウントしたデータ保管庫は表示しません。
Chromeleon 7を一旦閉じてから再度起動すると表示します。

補足

ICSシステムにAS、AS50、またはAS-APが取り付けられていない場合は、"Pump_InjectValve.InjectPosition"コマンドにより注入が実行されます。
オートサンプラの"Inject"コマンドとは異なり、"Pump_InjectValve.InjectPosition"コマンドはブランクラン注入の場合でも常に注入を実行します。

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報告書デザイナで理論段数の計算方法に用いるパラメータの変更について

キューに中断した以前のシーケンスが残っていると新しいシーケンスが開始しません。

キューに追加済みの分析をしないシーケンスを除去する方法

  1. 装置カテゴリでシーケンスを開始する装置のeパネルにある [キュー] タブを開きます。

  2. キューに分析しないシーケンスが入っていた場合は、不要なシーケンスを選択します。次に、キュー画面の右側にある[除去] ボタンをクリックして不要なシーケンスを削除します。

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データを消去した場合、削除したデータの復元方法

概要

Chromeleonコンソールで[データ] カテゴリバーを選択すると、ナビゲーションペインのデータ保管庫の最後のフォルダは常に[削除されたアイテム] フォルダです。
これは、削除されたデータオブジェクトの一時的な保存場所です。
フォルダの内容を参照して、誤って削除したデータオブジェクトを復元したり、それらのオブジェクトを永久に削除したりできます。
データオブジェクトの削除や復元をおこなうと、操作がデータ監査証跡に記録されます。

補足
  • いったん削除されたものなので必ずしも復元できるわけではございません。削除しないように注意してください。
  • データオブジェクトの削除や復元をおこなうには、Chromeleonシステム管理者により適切な権限が割り当てられている必要があります。
  • Chromeleon 6およびChromeleon 7データ保管庫は削除できません。
  • [削除されたアイテム] フォルダを削除したり、フォルダの名前を変更することはできません。
[削除されたアイテム] フォルダに移動されるデータの種類

フォルダ、シーケンス、注入のクエリは、[削除されたアイテム] フォルダに移動できます。
データを[削除されたアイテム] フォルダに移動できるのは、データがフォルダ内の独立したアイテムである場合のみです。
独立したアイテムでない場合は、データが永久に削除されます。以下に例を示します。

  • シーケンスに関連付けられた注入または報告書テンプレート
  • eワークフロー、またはeワークフローに埋め込まれたメソッド
  • 生データおよびスペクトルライブラリのスペクトル

[削除されたアイテム] フォルダに移動したデータオブジェクトを復元する方法

方法 1:メニューを使用してデータオブジェクトを復元する
[削除されたアイテム] リストのオブジェクトを右クリックし、以下のいずれかのオプションを選択します。

  • [復元]:選択したオブジェクトが復元され、元の場所に戻ります。
  • [宛先に復元]:選択したオブジェクトが復元され、新しい場所に移動されます。

オプションを選択したときに開くダイアログボックスで、場所を選択してください。

方法 2:ドラッグしてデータオブジェクトを復元する
[削除されたアイテム] リストから、オブジェクトをデータツリーの新しい場所にドラッグします。

補足

削除されたデータオブジェクトを復元すると、オブジェクトは新しい親フォルダのアクセス制御リストを継承し、元のアクセス制御リストは破棄されます

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データ処理

表示設定のクロマトグラムに関するプロパティの表示と設定した状態の保存

クロマトグラムに関するプロパティの表示する方法

  1. クロマトグラムに関するプロパティを表示方法は、2つの方法があります。
    方法 1 - クロマトグラムをダブルクリックします。
    方法 2 - クロマトグラムをクリックした後、右クリックします。表示されるメニューから[プロパティ] をクリックします。

  2. [プロパティ クロマトグラム] の画面が表示します。
    左のナビゲーションから目的の項目をクリックすると右側に設定画面が切り替わります。
    設定画面でクロマトグラムの表示に関する設定をします。
    設定が終われば、[閉じる] ボタンをクリックして [プロパティ クロマトグラム] の画面を閉じます。

クロマトグラムに関するプロパティで設定した状態を保存する方法

ナビゲーションペインに表示されている表示設定の[保存] アイコンをクリックして保存します。

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イオンクロマトグラフで取得した注入直後のシステム圧力を確認する方法

概要

イオンクロマトグラフでは、各データごとに注入直後のシステム圧力を記録しています。

確認する方法

クロマトグラフィースタジオで、ナビゲーションペインの[データ処理] のオブジェクトを右クリックし、[データ監査証跡の表示] をクリックします。
保持時間が0.5minの位置にPressureの項目がありますのでご確認ください。

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報告書デザイナ

報告書の透かし印刷を解除

  1. [スタート] → [すべてのプログラム] → [Thermo Chromeleon 7] の順に選択し、[管理コンソール] をクリックします。

  2. [Chromeleon管理コンソール] ダイアログが表示されます。左側メニューから[グローバルポリシー] をクリックすると[グローバルポリシー] が表示されます。

  3. [透かし] をクリックします。[透かしを印刷する] のチェックマークをはずします。

  4. [ポリシーの保存] をクリックし、ダイアログを閉じる終了です。

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データをChromeleon 7 形式 (拡張子.cmbx) でバックアップ

データの互換性

サービスリリースの違いによるデータの互換性
バージョンが下位のデータを復元することはできますが、バージョンが上位のデータを復元することはできません。

Chromeleon データのバックアップ

  1. コンソールでバックアップする対象のデータを選択します。複数のデータを選択することも可能です。
    選択したデータにより、バックアップされるデータは下記のようになります。

    • フォルダを選択した場合:フォルダに含まれているシーケンスや個々のメソッドなど
    • シーケンスを選択した場合:シーケンスに含まれるすべての注入およびシーケンスに含まれるすべてのメソッドなど
    • 個々のメソッドを選択した場合:選択したメソッド
    • シーケンスの注入を選択した場合:シーケンスと選択した注入および関連づけれているメソッド
  2. [ファイル] メニューをクリックし、表示されるサブメニューから [宛先に送る] を選択します。

  3. [宛先に送る]ダイアログが表示されます。
    [...] ボタンをクリックします。
    (オプション) [コメント]テキストボックスに、データについての追加情報を入力します。
    3D フィールドやデータのバージョンもバックアップする場合は、チェックボックスが選択を選択します。

  4. バックアップするファイルの名前と保存先を選択して、[保存]をクリックします。

  5. [開始] ボタンをクリックします。

  6. [●●.cmbx に送る(●●はファイルの名前)]ダイアログが表示されバックアップが始まります。
    バックアップが終われば自動的に閉じます。

  7. 保存先に指定した場所にファイルが表示されていれば Chromeleon データのバックアップは終了です。

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理論段数の計算方法に用いるパラメータの変更について

概要

Chromeleonでは、報告書デザイナや表示設定の対話式結果表に理論段数を表示することが可能です。
Chromeleonの理論段数の計算方法は、ヨーロッパ薬局方*1および日本薬局方*2の計算式が既定値として設定されています。
理論段数で用いる計算方法を、米国薬局方*3に準じた計算方法に変更することも可能です。
*1 ヨーロッパ薬局方 = European Pharmacopeia (EP)
*2 日本薬局方 = Japanese Pharmacopeia (JP)
*3 米国薬局方= United States Pharmacopeia (USP)

理論段数の計算方法に用いるパラメータを変更する方法

  1. 報告表で、編集する欄の見出しをダブルクリックすると、[プロパティ] ウインドウが表示します。

  2. ナビゲーションから [報告書欄] を選択します。

  3. 報告変数を選択することにより、この報告欄の内容を定義します。
    [式] ボックスでは、選択された報告変数の数式が表示されます。
    Chromeleon では、この式を使って内部計算がおこなわれます。
    [パラメータ] ボタンをクリックします。

  4. モードの項目で計算に用いる計算方式を選択します。[OK] ボタンをクリックして [理論段数] の画面を閉じます。

  5. 必要に応じて欄のプロパティを設定します。最後に[閉じる] ボタンをクリックします。

  6. 編集した欄の理論段数の計算方式が変わっていることを確認します。

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分離度数の計算方法に用いるパラメータの変更について

概要

Chromeleonでは、報告書デザイナや表示設定の対話式結果表に分離度を表示することが可能です。
Chromeleonの分離度の計算方法は、ヨーロッパ薬局方*1および日本薬局方*2の計算式が既定値として設定されています。
分離度で用いる計算方法を、米国薬局方*2に準じた計算方法に変更することも可能です。
*1 ヨーロッパ薬局方 = European Pharmacopeia (EP)
*2 米国薬局方= United States Pharmacopeia (USP)

分離度の計算方法に用いるパラメータを変更する方法

  1. 報告表で、編集する欄の見出しをダブルクリックすると、[プロパティ] ウインドウが表示します。

  2. ナビゲーションから [報告書欄] を選択します。

  3. 報告変数を選択することにより、この報告欄の内容を定義します。
    [式] ボックスでは、選択された報告変数の数式が表示されます。
    Chromeleon では、この式を使って内部計算がおこなわれます。
    [パラメータ] ボタンをクリックします。

  4. モードの項目で計算に用いる計算方式を選択します。[OK] ボタンをクリックして [分離度] の画面を閉じます。

  5. 必要に応じて欄のプロパティを設定します。最後に[閉じる] ボタンをクリックします。

  6. 編集した欄の分離度の計算方式が変わっていることを確認します。

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報告書テンプレートのクロマトグラムに関するプロパティの表示と設定した状態の保存

クロマトグラムに関するプロパティの表示する方法

  1. クロマトグラムに関するプロパティを表示方法は、2つの方法があります。
    方法 1 - クロマトグラムのプロットをダブルクリックします。
    方法 2 - クロマトグラムのプロットをクリックした後、右クリックします。表示されるメニューから[プロパティ] をクリックします。

  2. [プロパティ クロマトグラム] の画面が表示します。
    左のナビゲーションから目的の項目をクリックすると右側に設定画面が切り替わります。
    設定画面でクロマトグラムの表示に関する設定をします。
    設定が終われば、[閉じる] ボタンをクリックして [プロパティ クロマトグラム] の画面を閉じます。

クロマトグラムに関するプロパティで設定した状態を保存する方法

ナビゲーションペインに表示されている報告書テンプレートの[保存] アイコンをクリックして保存します。

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