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表現修正⇒pH電極は溶液中のpHを電位として測定し、電位信号に変換します。pH電極の感応部が水素イオンと接触したとき、感応部は水素イオンにより帯電します。その帯電した量を電位として測定します。水素イオンの活量と電位との関係は、ネルンストの式で示されます。
Emeasured =E0+(2.3 RT/nF)log aH+
ここで、Emeasuredは測定されたpH電極の電位、EOは比較電極に関係した電極電位、(2.3 RT/nF)はネルンストの係数、log aH+はpHです。ネルンストの係数はスロープと呼ばれ、理論的には25℃で59.16 mV/pHです。スロ-プは温度、感応部の汚れなどで変化します。
電極の状態が日々変動するので毎測定前に校正を行って下さい。
試料のpHが予め予測できるなら、そのpHを挟み込むような標準液をご使用下さい。
(例:試料がpH5付近ならpH4とpH7で行ないます。)
商品については「pH および ORP 緩衝液&溶液」ページの「容器サイズ:pH 緩衝液および ORP 標準液」をご参照ください。
ボトルラベルに記載されておりますのでご確認ください。
シングル電極には測定のために参照電極が必要です。複合電極にはpH電極と参照電極が組み合わされた1つの電極として使用できます。また Orion Triodes には温度センサーが内蔵されており、pH と温度を一つの電極で測定できます。