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当社のイオンクロマトグラフィー(IC)システムは、コンパクトな設置面積と少ない運用コストから、日常のIC分析に適した堅牢で信頼性の高いシステム、複雑な分析の課題に確実に対応できるシステムまで、さまざまな特徴を備えています。サーモフィッシャーサイエンティフィックは、自動溶離液生成、システム全体のモニタリング、さまざまなイオンクロマトグラフ検出器との互換性、陰イオン交換カラム、陽イオン交換カラム、イオン排除カラムを含む幅広い分析カラムなどの多用途かつ高度な技術により、45年以上にわたりICのスタンダードを確立してきました。
当社の幅広いカラムケミストリーは、優れたピーク形状と分離能で高い選択性と効率を実現するために、さまざまなアプリケーションに対応できるように設計されています。この多様なICカラムポートフォリオにより、サンプルに最適なカラムケミストリーを見つけることができます。当社のカラムの多くは、微小な4 µm粒子径をはじめととするさまざまなフォーマットが用意されており、より高い効率と分解能を実現します。
当社の次世代サプレッサーは、溶離液から導電性イオンを除去して分析物のシグナルを増加させ、バックグラウンドのシグナルとノイズを低減することで、無機分析物の測定において最高の感度と最小の検出限界を実現します。当社は、化学サプレッサーに加えて、AutoSuppressionを備えた試薬フリーイオンクロマトグラフィー(RFIC)に基づく電解サプレッサー製品も提供しています。
当社が提供する高圧対応システムのThermo Scientific Dionex Inuvion Core IC、Thermo Scientific Dionex Inuvion IC、Thermo Scientific Dionex Integrion HPICおよびThermo Scientific Dionex ICS-6000 HPICシステムは、サンプル分析時間の短縮や分解能の向上によってクロマトグラフィー分析を最適化します。高効率の4 µm粒子径ICカラムを利用することができ、150 mmまたは250 mmの長さと複数のフォーマットが用意されています。これらのシステムは最大5000 psiで運転できます。150 mmカラムはクロマトグラフィー分離能を維持しながら分析時間を短縮し、250 mmカラムはピークの分離能をさらに向上させます。
当社の高圧対応システムの詳細をご覧ください:
当社のDionex Inuvion IC、Dionex Integrion HPIC、Dionex ICS-6000 HPICシステムでは、自動溶離液ジェネレーターを利用できるため、手動調製による溶離液のばらつきを防ぎ、結果の再現性を向上させることができます。溶離液生成モジュールは、Thermo Scientific Dionex溶離液ジェネレーターカートリッジを使用して、高純度の水酸化物、炭酸塩、炭酸水素塩、またはメタンスルホン酸(MSA)溶離液を指定の濃度で電解生成することで、時間と手間のかかる手動での溶離液調製をする必要がなくなります。唯一必要なのは高純度の脱イオン水を供給することです。
さらに、Dionex ICS-6000 HPICシステムのデュアル溶離液生成カートリッジ(デュアルEGC)モードでは、複雑な糖質分析用の水酸化カリウム/メタンスルホン酸カリウム(KOH/KMSA)溶離液を生成します。
電気化学検出器(ED)と電気伝導度検出器(CD)を迅速かつ簡単に交換できます。スイッチをクリックし、片方の検出器を引き出してもう一方の検出器にはめこむだけで、接続できます。この機能は、Dionex Integrion HPICシステムおよびDionex ICS-6000 HPICシステムで利用できます。追加のイオン交換クロマトグラフィー用の検出器を、これらのシステムに直列または並列で接続することで、UV-Visや質量分析などの他の検出オプションも利用可能です。
当社のICシステムは、クロマトグラフィー分析よりも多くのものを必要とする分析上の課題に対応し、以下のような他の分析手法と組み合わせることができます。
誘導結合プラズマ質量分析計(ICP-MS):ICP-MSの高感度元素検出と、ICのメタルフリー流路を組み合わせ、元素スペシエーション分析に応用しています。
質量分析計(MS):ICの感度・選択性と、MSの特異性・感度を組み合わせ、低分子量イオン分析に応用します。
燃焼システム:難易度の高いサンプル中の腐食性ハロゲンおよび硫黄の測定に必要な時間と労力を削減します。