適切な準備と明瞭な実行計画によって有用な(かつ美しい)細胞の画像を得られます。ステップバイステップの説明による、一般的な蛍光観察用のプロトコールをご覧ください。実験を成功させるためのヒント、コントロールについてのアドバイス、および必要な物品リストも含まれています。

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固定、透過処理およびブロッキング

固定、透過処理およびブロッキングを行い、免疫標識用の細胞を準備するための全般的な解説。固定および透過処理によって、細胞は通常その場所にロックされ、抗体などのより大きな分子が細胞内にアクセスできるようになります。

二次抗体を用いる蛍光免疫染色

免疫標識は、抗体を使用してサンプル中の特定の生物学的ターゲットを蛍光標識するための手法です。本プロトコールでは、一次抗体および二次抗体を用いた細胞の免疫標識について全般的に解説します。

核の蛍光染色

多くの核酸染色において、核酸に結合する前の蛍光シグナルはごくわずかですが、色素が核酸に結合すると蛍光強度が著しく増加します。浸透性または非浸透性の核酸染色試薬を用い、細胞の核を標識するための全般的な解説をご覧ください。

F-アクチンの蛍光染色

F-アクチンに結合する分子、ファロイジンに蛍光物質をコンジュゲートさせると、蛍光顕微鏡を使って研究を行っている細胞生物学者にとって非常に有用なツールになります。固定および透過処理をした細胞においてF-アクチンの標識をするための全般的な解説をご覧ください。

ミトコンドリアの蛍光染色

テトラメチルローダミンメチルエステル(TMRM)は細胞透過性の色素で、膜電位が損なわれておらず活性のあるミトコンドリアに蓄積します。本プロトコールでは、機能的なミトコンドリアを検出するための蛍光ベースアッセイについて全般的にご説明いたします。

カバーガラスの装着

ガラスに合わせた屈折率の最適化、退色の防止、または長期保管のためのサンプル保存など、有益な性質を持たせた 封入剤の配合は広く利用されています。カバースリップの封入剤について全般的な解説をご覧ください。

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For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.