蛍光免疫染色によるイメージング

極めて重要な研究には、信頼性のあるタンパク質検出が必要です。Molecular Probes®では、様々な発現量のターゲットの蛍光検出に対応できる、完全なツールを取り揃えています。当社の蛍光製品群は、生命科学研究において最も論文引用件数の多い試薬群となっています。

このシンプルなガイドを利用して、お客様の目的タンパク質に適切なツールをお探し下さい。。

  • 高発現のターゲット—一次コンジュゲート、増幅不要
  • 中程度から高発現のターゲット— 二次コンジュゲート、中程度の増幅
  • 中程度から少量のターゲット— ストレプトアビジンコンジュゲート、シグナルの増幅が必要
  • 少量のターゲット— 酵素増幅等、シグナル増強のための複雑なプロセスが必要

免疫蛍光選択ガイド

 

高発現のターゲット

例、チューブリン

中程度のターゲット

例、ゴルジまたはミトコンドリア

少量のターゲット

例、受容体または細胞間結合

 

ラベル化一次抗体

 

二次検出

 

ストレプトアビジン

 

TSA™
テクノロジー

輝度および感度に関して最適なシグナルシグナルが強すぎるシグナルが弱すぎる

一次抗体

Primary antibodies  ラベリング試薬を用いれば手軽に直接ラベル抗体も作成可能
ライフテクノロジーズは、おもなシグナル伝達タンパク質、細胞マーカー、オルガネラだけでなく、細胞間結合やCD マーカーなどに対する幅広い抗体を提供しています。一次抗体は大量のターゲットの直接検出を可能とし、増幅検出法を使用すれば、高い特異性が得られます。

二次抗体

Secondary antibodies  二次抗体は、様々な色素との組合せにより、シグナルおよびアッセイにさらに優れた柔軟性を提供します。
ライフテクノロジーズは、幅広い範囲の色の従来型の色素に加え、Alexa Fluor® 色素でラベル化したプローブおよび–Qdot® コンジュゲート等、生命科学研究において最も引用されている二次抗体をご提供しています。

ストレプトアビジン

Streptavidin ストレプトアビジンコンジュゲートと組合せることにより、少量のターゲット由来のシグナルが増強します。
検出感度の向上のためには、ストレプトアビジンベースの増幅技術が蛍光イメージングにおいて広く使用されており、一次抗体および二次抗体、リガンド、さらに毒素またはin situ ハイブリダイゼーションにおけるDNAプローブの検出などが行われています。

TSA™ テクノロジー

TSA™ technology レアなターゲットのための、様々な波長を使用したシンプルな増幅プロトコル。
TSA™ テクノロジーにより、従来の方法では観察することができなかった少量のターゲットの観察および測定か可能となります。チラミドベースのシグナル増幅により、分解能を犠牲にすることなく、優れた感度を実現することが可能です。

リソース

Molecular Probes® ハンドブック
BioProbes® Journal 関連文献