マイクロスケール抗体標識キット

マイクロスケール抗体標識キットは、アミン反応性フルオロフォアまたはビオチンを使用して、タンパク質や IgG 抗体を共有結合で標識します。 この標識とタンパク質の共有結合は、いったん形成されると高い安定性を示します。当社で一次/二次コンジュゲートを調製する時と同じ化学反応を用います。

当社 の他の抗体標識キットとは異なり、このキットは 12 ～ 150 のタンパク質の標識用に最適化しているため、IgG 抗体以外のタンパク質も標識できます。

安定化タンパク質（BSA）が含まれている場合は、標識反応の前に除去してください。 便利なスピンカラムを使用して、標識タンパク質を精製します（図 1）。収量は、出発物質の分子量に応じて 60 ～ 90 % です。 標識および精製手順全体が、2 時間程度の短時間で完了します。3 つの標識手順に必要なすべての材料がキットに含まれています。

図1 スピン フィルター。(A) 2 つの部品で構成される空のフィルター。(B) 固定角ローターまたはスウィング型ローターで遠心分離した後の樹脂ベッドの様子。

マイクロスケール抗体標識キットの内容物 物質 数量 反応性蛍光標識またはハプテン 3 バイアル 重炭酸ナトリウム 1 バイアル 反応チューブ 3 スピンフィルター 3 精製用レジン 1 バイアル 製品の資料はこちら マイクロスケール抗体標識キット製品の資料をダウンロードする