製品概要

QuantStudio 3および5リアルタイムPCRシステムは工場でキャリブレーションされるため、すぐに使用開始できます。これらのシステムは、わずか1.5倍の遺伝子発現量の差異を検出でき、リモートモニタリングを可能にし、またクラウドベースのApplied Biosystems解析モジュールとのデータ共有機能を備えています。

 

初心者でも熟練したユーザーでも使用できるように設計されており、96ウェル(0.2 mlまたは0.1 ml)と384ウェル(QS5のみ)の消耗品に対応します。 このシステムは、最大6つのターゲットのマルチプレックス機能、および21 CFR Part 11への準拠を可能にするソフトウェアも装備しています。


特徴

適応性に優れた構成

このコンパクトな装置は、スタンドアローンとして、またはコンピュータによる設定が可能で、あらゆるラボニーズに適合

最適化済みのプロトコルテンプレート

最適化済みのプロトコルテンプレートが初心者ユーザーのトレーニングを最小化 

VeriFlexブロック

96ウェルブロック(0.1、0.2mL)はApplied Biosystems VeriFlexテクノロジーを採用しており、3つ、または6の独立した温度ゾーンを備えているため、正確な温度制御と最適化を実現 

QuantStudio 3および5 qPCRデータ解析ソフトウェア

ランのリモートモニタリング、高度なデータセットの迅速解析、安全なスペースへの結果の保存、それらの安全なオンライン共有が可能 

多くのウェルオプション

96ウェル(0.1 mLブロック)、96ウェル(0.2 mLブロック)、および384ウェルオプション

21 CFR Part 11準拠をサポートするソフトウェア

セキュリティ、監査、電子署名機能付き


ビデオおよびデモ

「私たちは単にもう1つの装置を作りたかったのではなく、エコシステムを構築したかったのです。」

Damien Luk

サーモフィッシャーサイエンティフィック

スウェーデン

「私がいないときでもスタッフがプロジェクトを進められるよう、私がラボとの接続を維持できることが重要なのです。」


サンプルデータ

1.5倍希釈のKAZプラスミドの増幅プロットと、CT値から作成された標準曲線により実証される、1.5倍の遺伝子発現量差を識別する精密な定量。

96ウェルブロックを使用した、10倍希釈のKAZターゲットプラスミドDNAの増幅結果により示されるリアルタイムPCRの再現性。

オンライン版ソフトウェアを使用した、ヒトゲノムDNAの96重複サンプルの融解曲線解析。 

44のgDNAサンプルと4種類のNo Template ControlのリアルタイムPCRデータを使用した、アレル識別プロットによるジェノタイピング解析。

ユニバーサルヒトRNA(UHR)から作成されたcDNAの96重複サンプルの全プレート増幅プロットにおける、4つのターゲットと不活性参照のマルチプレックス反応。QuantStudio 5システムのみ。


装置のキャリブレーションおよび検証キット

QuantStudio 3および5システムのパフォーマンスを、以下のキャリブレーションキットで最大化できます。 


仕様

研究用途にのみ使用できます。診断目的には使用できません。