ディスクリート方式自動分析装置

ディスクリート方式自動分析装置は統合型プラットフォームであり、サンプルに対して吸光度測定分析（比色および酵素）と電気化学分析（pHおよび電気伝導度）の2つの測定テクニックを並行して実施することができます。Thermo Scientific Galleryディスクリート方式自動分析装置には、完全に自動化されたリキッドハンドリング、インキュベーション、測定計算、レポーティング機能が実装されています。また当社のディスクリート方式自動分析装置は堅牢性と操作性にも優れており、最大20項目を並行して測定できます。必要なすべての分析ステップは、予め設定された正確なワークフローに即して自動化されているため、サンプル中の検体をppb（10億分の1）レベルの高感度で検出できます。自動化により、操作に要するハンズオンタイムが短縮され、ウェットケミカルラボでの検査が簡易化されます。

堅牢なハードウェア、高度で直感的なソフトウェア、簡単なオペレーションを組み合わせたGalleryディスクリート方式自動分析装置は、自動化によるハイスループットかつ低コストのサンプル分析ワークフローを実現するよう設計されており、手動での操作に付随するエラーを最小化して、信頼性と再現性に優れた結果をもたらします。ワークフローは自動化されているため、サンプルおよびプ事前調製不要の試薬を装置にロードすれば、それ以降の動作にユーザーの介入を必要としません。湿式化学のテクニックの自動化は、結果の信頼性と感度を向上させるだけでなく、分析者を解放して他の業務に取り組めるようにする自動化により、ラボの生産性も向上させます。サンプルをセットすれば、その後の分析作業は装置任せにすることができます。

• コンパクトな自己完結型のベンチトップ設計
• 真の意味での直読式分析を実現
• 12のフィルターと豊富なケミストリによるマルチパラメーター分析
• 低コストかつ低容量の独自の使い捨てセル

• pHと電気伝導度の並行検出
• 長年の使用に耐えるキセノン光源ランプ
• 正確かつ広範なインキュベーション温度範囲
• サードパーティ製の試薬および吸光度測定法のメソッド移行に対応可能なオープンかつ柔軟なシステム

環境&産業分析用試薬

これらのGallery用の試薬および酵素キットは即時使用が可能で、水、廃水、土壌、廃液、工業用プロセス水などの分析に要する時間を短縮します。当社キットのバイアルには、ロット番号や有効期限など、重要な識別情報がバーコード表示されています。

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食品&飲料分析用試薬

食品および飲料の分析に向けて開発されたGalleryシステム試薬を利用すると、時間を節約し、エラーを低減できます。当社の提供する即時使用可能な試薬は50種類を超えており、これらを自動希釈することで、広範な検体濃度に対して各種のメソッドを簡単に適用することができます。

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Thermo Scientific DECACELLキュベット

Galleryシステムでは、低コストの使い捨て式DECACELLキュベットを使用します。1セットのキュベットには10個の反応セルが含まれており、これらを取り付けることで、真の意味でのディスクリート方式自動分析がもたらされます。これらはサンプルのキャリーオーバーや洗浄を不要とし、スループットを向上させ、コンタミネーションを低減することで、信頼性の高い結果を保証します。また必要なサンプルと試薬も少量で済むため（2～240 µL）、生じる廃棄物の量と廃棄コストが削減され、最終的な分析コストは最大で20分の1に低減されます。

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湿式化学分析の自動化（英語）

Galleryディスクリート方式自動分析装置は、労力と時間のかかるマルチパラメーター湿式化学分析を自動化し、時間の節約をもたらします。

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