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Ready-to-useのウェスタンブロッティング用バッファのタイプには、PBS、PBS-T、TBS、TBS-T (Tween-20)などがあります。ウェスタンブロッティング法で必要なPBSバッファやTBSバッファには、乾燥混合剤パックまたは混合済み粉末配合からの形態からお選びください(水を加えるだけで、溶解と調整が行えます。あるいはウェスタンブロットバッファ一般的に使用される10倍および20倍濃度の溶液を加えます;水により1倍希釈するだけで、使用準備が整います)。
TBS | PBS | TBST | PBST | |
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Dry blend | 28372 - 40パック | |||
Liquid conc. | 28358 - 500 ml | 28348 - 500 ml | 28360 - 500 ml | 28352 - 500 ml |
製剤 |
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アプリケーション |
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イムノアッセイ手順と同様に、ウェスタンブロッティングは、各種の免疫化学試薬を用いて(各試薬の使用毎に洗浄を行った上で)、一連のインキュベーションを実行します。未結合の試薬を除去してバックグラウンドを低減させることによってシグナル対ノイズ比を向上させるには、洗浄工程が必要です。
洗浄が不十分であるとバックグラウンドが高くなりますが、逆に過度に洗浄を行うと、ブロットから抗体や抗原が溶出することによって感度の低下に繋がる可能性があります。ウェスタンブロッティングを実行する他の工程と同様に、様々なバッファを使用することができます。洗浄は、添加剤非含有のTris緩衝食塩水(TBS)またはリン酸緩衝生理食塩水(PBS)などの生理的バッファ中で行うこともあります。より一般的には、0.05%のTween-20(製品番号:28320)などの界面活性剤をバッファへ添加して、非特異的な結合物質を除去します。
また、何らかの界面活性剤を添加した、ブロッキングバッファの希釈溶液を用いて、バックグラウンドを最小限に抑えるといった標準的技法もあります。最良の結果を得るには、ウェスタンブロッティング用Surfact-Amps™ Detergentsなど、高純度の界面活性剤をご使用ください。
For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.