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タンパク質発現の必需品
当社はタンパク質発現システムおよびツールを幅広く取り揃えており、使いやすく、さまざまなダウンストリームアプリケーションで高いタンパク質収量となるようデザインしていますので、迅速に結果を得られます。遺伝子の作製、プラスミドの精製、適切なタンパク質発現製品の選択の簡素化には、当社の選択ツールおよび教育用動画をお役立ていただけます。
タンパク質発現のワークフロー
タンパク質発現と産生のための宿主系の選択
タンパク質発現用の宿主系を選択する場合、考慮すべき多くの要因があります。これらの要因には、翻訳後修飾、機器の有用性、時間の制約が含まれます。当社では、適用可能な提供品の情報と併せて各宿主系の詳細についてマッピングしましたので、ニーズと予算に基づいてもっとも適切な選択を行えます。
| 修飾が必要ですか？ | タンパク質入手に必要な期限はどの程度ありますか？ | 発現をサポートするためにどのような機器（ラボ用機器＆リソース）が必要ですか？ | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| なし | ある程度 | 全て | 数日 | 数週間 | 数カ月 | なし | ある程度 | 多数 | |
| 哺乳類 |  | | | ||||||
| 細菌 |  | | | ||||||
| 酵母 |  | | | ||||||
| 昆虫 |  | | | ||||||
機器
- どの機器を使用できますか？
タンパク質の種類
- タンパク質は、細菌または酵母で内因的にで発現されていますか？
- 細菌での発現システムで、タンパク質が不溶性であることをご存知ですか？
- ネイティブな翻訳後修飾が必要ですか？
- 真核生物の翻訳後修飾をある程度行いたいですか？
望ましい調製時間
- 1 週間以内（細菌、哺乳類の一過性発現）
- 1 カ月以内（細菌および哺乳類の一過性発現に加え、酵母系＆昆虫系を使用できます）
- 1 カ月超（上記の系に加え、安定した哺乳類系を使用できます）
哺乳類での発現
| ベクターの選択 | クローニング | 大腸菌における形質転換 | プラスミド精製 | トランスフェクション | 発現 | 精製 | 分析 |
プロモーターおよびターミネーターにより判断 | - または - | DH5α TOP10 株を推奨 | 可能性として maxi、mega、または giga | スピードにより決定 | 発現システムの選択に基づいた培地：293 または FreeStyle™ | タグまたはネイティブに基づいたアフィニティー | 分析＆アッセイ |
細菌での発現
| ベクターの選択 | クローニング | 大腸菌における形質転換 | プラスミド精製 | 形質転換 | クローンの最適化 | スケール＆精製 | 分析 |
T7 プロモーターを持つベクター | - または - | TOP10 株を推奨。ただし、サブクローニング製品からの選択も可能 | Mini prep キット | 任意の発現株での形質転換 | TB培地 または LB 培地 | TB 培地、LB 培地、または MagicMedia ＆レジン精製 | 分析＆アッセイ |
酵母での発現
| ベクターの選択 | クローニング | 大腸菌における形質転換 | プラスミドの精製 | 酵母での形質転換 | クローンの選択 | 発現 | 精製 | 分析 |
タンパク質に分泌シグナルがあるか あり？PichiaPink を使用 | 制限酵素によるクローン | One Shot TOP10 Electrocomp E. coli | 酵母株 | Zeocin | 培地 | 分泌（時に不要）＆タグのアフィニティによる | 分析＆アッセイ |
昆虫での発現
| ベクターの選択 | クローニング | 大腸菌における形質転換 | プラスミド精製 | Bac 中での形質転換 | バクミド精製 | トランスフェクト | 増幅／発現 | 分析 |
TOPO または Gateway ベクターの選択 | クローニング用の TOPO または Gateway の選択 | DH5αTOP10 株を推奨。ただし、サブクローニング製品からの選択も可能 | Mini prep キット | DH10Bac 中での形質転換 | 収量の要件に応じて Midi または maxi prep | Cellfectin II によるトランスフェクション | SF9 ＆ SF21 | 分析＆アッセイ |
How-to ビデオ
「Meet the Inventor」シリーズ
For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.