E-PAGE™High-Throughput (HTP) Precast Gel Systemは、  バッファーを用いずに短時間で中~高スループットのタンパク質解析を行えるように設計されています。このシステムは、E-PAGE™プレキャストゲル、E-Base™統合デバイス、E-Holder™プラットホームおよびE-Editor™ 2.0フリーソフトウェアで構成されています。

 E-PAGE™高スループットプレキャストゲルシステム を使用すると以下のような利点が得られます:

  • 簡単に使用できます—すぐにセットアップでき、1Dタンパク質解析により短時間で(23分)分離が完了します。
  • 短時間でローディングできます—マルチチャネルピペッタおよびロボットローディングを使用できます。
  • ウェスタンブロッティングと染色を効率的に行えます—プロトコルと試薬が最適化されています。

E-PAGE™ High-Throughput(HTP)Precast Gel System製品

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E-PAGE™プレキャストタンパク質ゲル

自立型 E-PAGE™ 48/ 96プレキャストゲル は、使い捨てのUV透過性カセットに組み込んだ緩衝ゲル基質と電極で構成されます。ゲルへのロードはマルチチャネルピペッタまたは自動ローディングシステムで行えます。

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E-Base™電気泳動デバイス

電気泳動基板および一体化した電源で構成されるE-Base™電気泳動デバイスを用いてサンプルの電気泳動を行います。
 


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E-Editor™ 2.02ゲルイメージングソフトウェア

E-Editor™ 2.02ソフトウェア (E-PAGE™構成要素のいずれかを購入されると無料でご使用いただけます)を使用することで、E-PAGE™ゲルのデジタル画像が撮影され並べて表示されるため、比較と解析を簡単に行えます。

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E-PAGE™High-Throughput Precast Gel Systemの使用法

E-PAGE™タンパク質電気泳動システムは、以下の方法を用いたタンパク質サンプルのスクリーニングに最適です:

  • Lumio™ Green試薬(図1)を用いたゲル内染色
  • 総タンパク質染色(Coomassie®、銀、蛍光染色試薬)(図2)
  • ウェスタンブロッティング (図3)
E-PAGE Gel and Lumio Green Detection

 

図1.  Lumio™ Green試薬を用いたゲル内染色pEXP3-DEST Expressway™ベクターでさまざまなヒトキナーゼORFを発現させるためにExpressway™ HTPミックスを使用しました。 E-PAGE™ 96 6%ゲルで反応産物を電気泳動し、Lumio™ Green検出キットを用いて解析しました。

E-PAGE Gels and Total Protein Staining

 

図2.Commassie® R-250を用いた総タンパク質染色 レーンM: 5 µL SeeBlue® Plus2 染色済みスタンダード: レーン2, 4, 21, 23: 10 µL MagicMark™ XP スタンダード:レーン6& 19 2 µL BenchMark™ Hisタグ付きスタンダード: レーン8:リゾチーム 200 ng:レーン10 炭酸脱水酵素 200 ng: レーン12: BSA 100 ngレーン15& 17 5 µLのE. coliライセート他のレーン:ブランクE-PAGE™ 48マニュアルにある推奨プロトコルに従ってCommassie® R-250で染色したゲル。

図3. E-PAGE™タンパク質電気泳動システムを用いたウェスタンブロッティング。5 µL MagicMark™ XPウェスタンスタンダード5 µL をPAGE™ 48 8%ゲルの各ウェルにロードし、予めカットした0.2 µmニトロセルロースメンブレンに転写しました(カタログ番号 LC2009). 1:1000 Anti-Xpress™抗体でブロットを探索し、WesternBreeze®免疫検出キット(抗マウス)を用いて検出しました[化学発光検出(A)および発色性検出(B)]。

For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.