Search Thermo Fisher Scientific
Search Thermo Fisher Scientific
Illuminaシステム用Invitrogen Collibri Stranded RNA Library Prep Kitを使用して、mRNAシーケンシング(mRNA-seq)による遺伝子発現、融合遺伝子、および代替転写物アイソフォームの研究用にストランド特異的cDNAライブラリを作成できます。
Illuminaシステム用Collibri Stranded RNAライブラリ調製キット | |
---|---|
鎖 | あり |
サンプル当たりのリード(m) | 30 |
トータルmRNAインプット(ng) | 1~25 |
ライブラリ調製総時間(時間) | 4.5 |
サンプルタイプ | オリゴ(dT)濃縮mRNA* |
オリゴ(dt)濃縮キット | Dynabeads mRNA DIRECT Micro Purification Kit |
対応機器 | すべてのIllumina NGSシステム |
推奨ラン長 | 2 x 75 bp |
サンプル適合性 | すべて |
推奨アプリケーション |
|
* 以前は、ribo-depleted RNAを使用して、ヒト、マウス、ラット以外のサンプルの全トランスクリプトームシーケンシングを行うこともできました。
** Collibri Stranded RNA Library Prep Kitには含まれません。別売り。
Dynabeads mRNA Direct精製キット(別売り)には、さまざまなサンプルからmRNAトランスクリプトームを単離するための磁気ビーズが含まれています。溶解/結合緩衝液中のRNase阻害剤と厳密なハイブリダイゼーションおよび洗浄ステップを組み合わせることで、インタクトなmRNAの単離が可能です。リボソームRNAおよび小RNA分子(トランスファーRNA、microRNA、核小体低分子RNA、および細胞質低分子RNA)はビーズに結合せず、調製から除去されます。ポリアデニル化RNA種(mRNA)のみが取り込まれるため、よりクリーンな調製と感度の高い結果を得られます。数分以内に純粋なmRNAを単離し、下流アプリケーションですぐに使用できます。
Collibri Stranded RNA Library Prep Kitは、SuperScript IV Reverse transcriptase、Dynabeads磁気ビーズ、Collibri Library Amplification Master Mixの優れた機能を組み合わせています。このマスターミックスにはPlatinum SuperFi DNA Polymeaseが含まれており、各サンプルの複雑さを明らかにする高品質なシーケンシングに対応したNGSライブラリを調製します。
rRNAの除去/mRNAの濃縮と断片化に続いて、RNAサンプルはヘルパーアダプターミックスにハイブリダイズします。このアダプターミックスは、一方の末端に1本鎖の変性配列を、もう一方の末端には定義済みの配列を持つRNA/DNAオリゴヌクレオチドのセットですハイブリダイズしたアダプターはRNAにライゲーションされ、SuperScript IV酵素Mixを使用して逆転写されcDNAが生成されます。ライブラリ増幅ステップでは、Platinum SuperFi Library Amplification Mastermixを使用してi7インデックスを導入し、シングルリードまたはペアエンドシーケンシングに対応したシーケンシング対応ライブラリを生成します。
Collibri Library Quantification Kitは、シーケンシング前のライブラリのqPCRベースの定量に推奨されます。
図1.Collibri Stranded RNA Library Prep Kitは、PCR中にアダプターを形成するヘルパーオリゴを1本鎖RNAにライゲーションし、4.5時間以内にmRNA-seq用のNGSライブラリを生成します。
最高の成功率が得られるように、正しい混合を行った場合にのみ各ステップで追跡用色素が変化します。色素変化が生じない場合には、いったん中断し、完全に混合してから続ける必要があります。ビジュアルフィードバックはロボットシステムの性能をモニタリングするために有用です。
Collibri NGSライブラリ調製キットの各試薬には、サンプルが正しく混合されたかをリアルタイムで示すために、独自の追跡用色素が含まれています。
RNA-seq発現データのばらつきは、出発材料の質や実験者などのさまざまな因子に起因する場合があります。米国国立標準技術研究所(National Institute of Standards and Technology;NIST)が設けた学術、施設、および公共機関の特別グループである外部RNAコントロールコンソーシアム(External RNA Controls Consortium;ERCC)は、これらの因子によるばらつきと真の遺伝子発現を区別する外部RNAコントロールの共通セットを開発しました。コントロールは、定義されたパフォーマンス基準に対して測定するために、サンプル単離後にRNAシーケンシング実験に追加するようデザインされた非標識ポリアデニル化転写物で構成されています。当社のERCC Spike-In Mixesは、NIST認定DNAプラスミド由来の追跡可能な92の転写物の調製済みブレンドです。この転写物は、250~2,000 nt長の天然真核性mRNAを模倣します。ERCCコントロールをRNAシーケンシング実験に含めることで、遺伝子発現実験間のデータ比較のための標準測定を確立でき、実験の感度(検出下限)およびダイナミックレンジの測定を可能にします。
図2.ERCC Spike-In Mixの転写物モル比。Spike-In Mix 1およびSpike-In Mix 2の転写物は、四つのサブグループで示された定義済みMix 1:Mix 2モル濃度比で表示されています。各サブグループには、転写物サイズの分布とGC量がほぼ同じで約106倍の濃度範囲までの23の転写物が含まれます。
ヒント:ERCC RNA Spike-In MixesをFFPE RNAなどの分解が進んだサンプルとともに使用しないでください。高品質ERCC RNAはこれより低品質なRNA集団を大きく上回ってしまい、最終ライブラリでERCC RNAが占める比率が大きくなりすぎることになります。
当社は、プロセス効率およびダウンストリーム性能を最大限に高めるために、幅広い種類の出発材料からの高感度かつ拡張可能な精製に向けて、さまざまなInvitrogenゲノムRNA抽出キットを提供しています。この抽出キットには、組織、細胞、血液、血清、植物、法医学サンプルなど、さまざまなサンプルからRNAを精製するために使用する広範囲のキットが含まれます。
磁気ビーズベースのテクノロジーとKingFisher装置を使用した自動RNA抽出によりRNAを結合、洗浄および溶出し、高収量かつ優れた再現性を維持しながら操作時間を短縮させることができます。
Qubit蛍光定量プラットフォームにより高い感度と特異性で正確かつ迅速にRNAを定量RNAライブラリ調製物を定量するために、広範囲または高感度のRNA定量試薬から選択
qPCRベースのCollibri Library Quantification kitは、より大きなサンプルバッチサイズで良好な測定を可能にし、貴重なサンプルや臨床検体にとって理想的な方法といえます。定量精度は他社製ライブラリ定量キットと同等で、定量中に試薬の色の変化を確認できるというさらなる利点があります。
Qubit dsDNA HS Assayは、dsDNA結合色素を使用することにより、NGSライブラリ濃度を正確に測定する蛍光定量アッセイで、サンプルあたりわずか数分のシンプルなワークフローを提供します。
選択するアッセイにかかわらず、良好な実験技術を用いて、ライブラリ濃度の正確な測定と高品質のIlluminaシーケンシングデータを確保する必要があります。
Applied Biosystems QuantStudioリアルタイムPCRシステムは、卓越した性能、信頼性、および世界トップクラスのサポートにより、お客様に真の価値を提供いたします。当社の装置は、お客様が必要とする結果を提供し、研究者同士の連携を可能にすることで、お客様の研究目標の達成を可能とします。
当社は、プロセス効率およびダウンストリーム性能を最大限に高めるために、幅広い種類の出発材料からの高感度かつ拡張可能な精製に向けて、さまざまなInvitrogenゲノムRNA抽出キットを提供しています。この抽出キットには、組織、細胞、血液、血清、植物、法医学サンプルなど、さまざまなサンプルからRNAを精製するために使用する広範囲のキットが含まれます。
磁気ビーズベースのテクノロジーとKingFisher装置を使用した自動RNA抽出によりRNAを結合、洗浄および溶出し、高収量かつ優れた再現性を維持しながら操作時間を短縮させることができます。
Qubit蛍光定量プラットフォームにより高い感度と特異性で正確かつ迅速にRNAを定量RNAライブラリ調製物を定量するために、広範囲または高感度のRNA定量試薬から選択
qPCRベースのCollibri Library Quantification kitは、より大きなサンプルバッチサイズで良好な測定を可能にし、貴重なサンプルや臨床検体にとって理想的な方法といえます。定量精度は他社製ライブラリ定量キットと同等で、定量中に試薬の色の変化を確認できるというさらなる利点があります。
Qubit dsDNA HS Assayは、dsDNA結合色素を使用することにより、NGSライブラリ濃度を正確に測定する蛍光定量アッセイで、サンプルあたりわずか数分のシンプルなワークフローを提供します。
選択するアッセイにかかわらず、良好な実験技術を用いて、ライブラリ濃度の正確な測定と高品質のIlluminaシーケンシングデータを確保する必要があります。
Applied Biosystems QuantStudioリアルタイムPCRシステムは、卓越した性能、信頼性、および世界トップクラスのサポートにより、お客様に真の価値を提供いたします。当社の装置は、お客様が必要とする結果を提供し、研究者同士の連携を可能にすることで、お客様の研究目標の達成を可能とします。
For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.