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なぜなら小児や若年期のがんは異なるから

小児や若年期の悪性腫瘍の種類やドライビング遺伝子は、大人とは異なるので、特別にデザインされ、ターゲットを絞りながらも網羅的に解析できるパネルが、将来的に小児や若年期のがん治療における臨床研究や正確な理解のために必要となります。

情報はこちらから

Ion Torrent Oncomine Childhood Cancer Research Assay は、次世代シーケンス(NGS)をベースに、小児と若年期のがんゲノムの網羅的プロファイリングが行えるように特別にデザインされています。

網羅的にカバーするためのユニークなコンテンツ

  • 第一線級の研究者と小児がん専門家が監修
  • 203 種類の異なる遺伝子と数千の融合遺伝子ドライバー(変異も網羅的にカバー)

結論を迅速に得るために最適化されたワークフロー

  • インフォマティクスまでを含むトータルソリューション
  • サンプルタイプにより、2 ~ 3日で解析
  • 血液、骨髄、FFPE 組織を含む異なるサンプルタイプに対応

ICON(International Childhood Oncology Network)とのコラボレーション:

  • ユーザーごとのフリーメンバーシップ
  • 結果の比較のための変異データベースへのアクセスや共同研究など、多くのメリットをもたらします。
OCCRA content
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Understanding pediatric and childhood cancers

NGS research panels for pediatric cancer and ICON

Oncomine Childhood Cancer Research Assay は、白血病や脳腫瘍、さまざまな固形腫瘍を含むすべての小児がんのためにデザインされた初めてのパネルです。 特に重要なことは、本製品が RNA と DNA のアッセイに対応し、小児がんで重要となる融合遺伝子と DNA 変異を同時に検出できることです。 私は、International Childhood Oncology Network(ICON)を設立できたことをとても喜ばしく思っています。このネットワークは、データを収集し、経験を共有することで小児がんの臨床研究を前進させるでしょう。

Timothy Triche, MD, PhD
Children’s Hospital Los Angeles Center for Personalized Medicine の Founding Director


ICON—小児がんへの知識を増やし戦うために、ともに進みましょう。

Oncomine Childhood Cancer Research Assay のユーザーとして、サーモフィッシャーサイエンティフィックにより設立された ICON(International Childhood Oncology Network)のフリーメンバーになれます。 この組織の目的は、世界中の研究者を結びつけることで、知識や経験の共有を容易にし、プロトコールやベストパラクティスや迅速なバリデーションや進行中の品質管理用のサンプルの共有を図ります。 メンバーは、変異プラットフォームにもアクセスできます。


Oncomine Childhood Cancer Research ワークフロー
 Oncomine-Childhood-Cancer-Research-Assay-Sample-to-Answer-Workflow

小児がん研究に最適化されたトータルワークフローにより、血液、骨髄、新鮮もしくは凍結された FFPE 組織を含むさまざまなサンプルタイプを 2 ~ 3 日間でサンプルから結果まで到達できます。 Ion 540 Chip 一枚で、8 サンプルという柔軟なサイズでの処理を行えます。

網羅的に変異をカバー(82)

ABL1
ABL2
ALK
ACVR1
AKT1
ASXL1
ASXL2
BRAF
CALR
CBL
CCND3
CCR5
CDK4
CIC
CREBBP
CRLF2
CSF1R
CSF3R
CTNNB1
DAXX
DNMT3A
EGFR
EP300
ERBB2
ERBB3
ERBB4
ESR1
EZH2
FASLG
FBXW7
FGFR2
FGFR3
FLT3
GATA2
GNA11
GNAQ
H3F3A
HDAC9
HIST1H3B
HRAS
IDH1
IDH2
IL7R
JAK1
JAK2
JAK3
KDM4C
KDR
KIT
KRAS
MAP2K1
MAP2K2
MET
MPL
MSH6
MTOR
NCOR2
NOTCH1
NPM1
NRAS
NT5C2
PAX5
PDGFRA
PDGFRB
PIK3CA PIK3R1
PPM1D
PTPN11
RAF1
RET
RHOA
SETBP1
SETD2
SH2B3
SH2D1A
SMO
STAT3
STAT5B
TERT
TPMT
USP7
ZMYM3

全エクソンをカバー(44)

APC
ARID1A
ARID1B
ATRX
CDKN2A
CDKN2B
CEBPA
CHD7
CRLF1
DDX3X
DICER1
EBF1
EED
FAS
GATA1
GATA3
GNA13
ID3
IKZF1
KDM6A
KMT2D
MYOD1
NF1
NF2
PHF6
PRPS1
PSMB5
PTCH1
PTEN
RB1
RUNX1
SMARCA4
SMARCB1
SOCS2
SUFU
SUZ12
TCF3
TET2
TP53
TSC1
TSC2
WHSC1
WT1
XIAP

CNV(24)

ALK
BRAF
CCND1
CDK4
CDK6
EGFR
ERBB2
ERBB3
FGFR1
FGFR2
FGFR3
FGFR4
GLI1
GLI2
IGF1R
KIT
KRAS
MDM2
MDM4
MET
MYC
MYCN
PDGFRA
PIK3CA

 

融合遺伝子および発現(97)

ABL1
ABL2
ALK
BCL11B
BCOR
BCR
BRAF
CAMTA1
CCND1
CIC
CREBBP
CRLF2
CSF1R
DUSP22
EGFR
ETV6
EWSR1
FGFR1
FGFR2
FGFR3
FLT3
FOSB
FUS
GLI1
GLIS2
HMGA2
JAK2
KAT6A
KMT2A
KMT2B
KMT2C
KMT2D
LMO2
MAML2
MAN2B1
MECOM
MEF2B
MET
MKL1
MLLT10
MN1
MYB
MYBL1
MYH11
MYH9
NCOA2
NCOR1
NOTCH1
NOTCH2
NOTCH4
NPM1
NR4A3
NTRK1
NTRK2
NTRK3
NUP214
NUP98
NUTM1
NUTM2B
PAX3
PAX5
PAX7
PDGFB
PDGFRA
PDGFRB
PLAG1
RAF1
RANBP17
RARA
RECK
RELA
RET
ROS1
RUNX1
SS18
SSBP2
STAG2
STAT6
TAL1
TCF3
TFE3
TP63
TSLP
TSPAN4
UBTF
USP6
WHSC1
YAP1
ZMYND11
ZNF384

遺伝子発現
BCL2
BCL6
FGFR1
FGFR4
IGF1R
MET
MYCN
MYC
TOP2A

1700 以上の融合アイソフォーム変異

Oncomine Childhood Research Assay のコンテンツは、第一線級の研究者と小児がん研究者により開発されました。 このアッセイは、97 遺伝子の翻訳/融合パネル(1700 以上の融合アイソフォーム変異)を含み、それらは多くの小児肉腫や白血病に共通しています。しかし 82 の DNA ターゲットパネルは関連深い変異を網羅的に含み、44 ターゲットは特にがん抑制遺伝子などの全エクソンを含み、24 は CNV ターゲットです。

  カタログ番号
Oncomine Childhood Cancer Research AssayIon Chef による自動ライブラリ調製詳細はこちらから ›
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*このアッセイは Ion 540 Chip を用いて最適化され、検証が行われています。 

For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.