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ほとんどの医薬品は大量に合成され、その後錠剤や注射剤などの少用量形態に製剤されます。こうした物質の多くは、溶解性、安定性、生物学的利用率を高めるよう、特定の塩形態で製造されます。塩基性薬剤開発に最も広く利用される医薬品対イオンは、塩化物と硫酸塩です。
薬剤の分子量、薬剤と対イオン間の化学量論的関係、および塩形成の完全性を適切に確立するには、対イオン濃度を正確に測定することが重要です。薬剤開発の初期段階では、未知のイオン不純物濃度を測定することも重要です。
イオンクロマトグラフィーは、1 回の注入で複数の陽イオンを同時に測定できます。サプレッサーはバックグラウンド導電率を大幅に低減し、分析種のシグナルを増強するため、極めて低い検出限界を実現します。Thermo Scientific™ Reagent-Free™ イオンクロマトグラフィー(RFIC™)システムと電解生成した溶離液を組み合わせて使用すると、メソッドを簡素化して、ラボ間でメソッドの再現性を高めることができます。
アプリケーションノート | 分析種/サンプルのタイプ | MDL | IC カラム |
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イオンクロマトグラフィーによるベタネコールの測定(英語)(AN 148) | ベタネコール | 0.05 mg/L | Dionex IonPac CS1 カラム |
Reagent-Free IC を使った亜硝酸塩のアッセイと亜硝酸ナトリウム中の硝酸塩不純物の測定(英語)(AN 1148) | 亜硝酸ナトリウム | 43.6 ~ 97.3 mg/L | Dionex IonPac AS12A カラム |
炭酸リチウム中のリチウム、ナトリウム、カルシウムの IC アッセイ(英語)(AN 1090) | 炭酸リチウム | 0.27 ~ 7.4 mg/L | Dionex IonPac CS16 カラム |
サプレッサー付電気伝導度検出器を組み合わせた IC によるアミノグリコシド薬剤中の硫酸塩対イオンおよび陰イオン不純物の分析(英語)(AN 190) | アミノグリコシド硫酸塩化合物 | 3.0 ~ 9.3 mg/L | Dionex IonPac AS18 カラム |