Orbitrap Exploris Mass Spectrometers

信頼性の高い結果への近道

Thermo Scientific Orbitrap Exploris質量分析計は、お客様の次世代型ラボラトリーに適した最高レベルの性能を備えた定量型高分解能精密質量(HRAM)液体クロマトグラフィー質量分析計(LC-MS)です。搭載されたインテリジェンス、感度および選択性により、分析深度が高く、非常に低い値であっても高い定量精度と確度を実現します。幅広い製品群からお客様の分析要件に合うものを選択して、この卓越した性能をご利用になれます。Orbitrap Exploris質量分析計を使用すれば、研究の規模を拡大し、得られた結果をこれまでよりも迅速かつ簡単に活用できます。


このページの内容


Orbitrap技術の20年間にわたる進化

生産性を見直す

Orbitrap Exploris 120質量分析計

メソッド開発および日々の検査に必要な一貫して正確なデータ、操作の簡便性、機器の耐久性。

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最高レベルの性能

Orbitrap Exploris 240質量分析計

探索を進め、研究領域を拡大し、影響力を高める精度と正確度、さらにさまざまな用途に応じたアプリケーションや操作性。


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卓越した簡便性

Orbitrap Exploris 480質量分析計

プロテオミクスやバイオ医薬品アプリケーションに対応する、さらに高レベルの知見、探索、標的定量、次世代の能力、性能、そして操作性。

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お客様のラボにOrbitrap Exploris質量分析計を選択する理由

データの確実性を損なわない市場トップレベルの分解能

高分解能、質量精度、安定性の組み合わせにより、きわめて複雑な分析上の課題さえも容易に解決する最高レベルのスペクトル品質が得られます。

日々における性能の一貫性

内蔵のシステムキャリブレーション機能により、一度設定すれば数日間何もしなくても最高レベルの質量精度が得られます。

すぐに使えるシンプルさ

直感的に行えるチューニング、1クリックでできるキャリブレーション、ドラッグアンドドロップによるメソッドセットアップ、次世代型ソフトウェアによる既定の測定メソッドなどの機能により、すべてのユーザーがいつでもより簡単に報告価値のある結果を取得できます。

コンパクトな設置面積でラボでの操作性をアップ

サンプル量が増えつつあるラボでも、スペースに関する問題を解決できます。一方で、結果の品質を損なうことなく、お客様が必要とし期待するMS性能によってビジネスバリューを最大限に高めます。


データ取得から分析ソリューションまで統一されたThermo Scientific質量分析アーキテクチャ構造で、投資利益率を最大化できます


お客様のラボに最適なOrbitrap Exploris MSは?

Orbitrap Exploris質量分析計システムは、日々の研究からルーチン検査の需要に対応する各種の性能を備えています。複合マトリックスのアプリケーションでは、低含有量成分の質量分析に最適です。次世代型ラボラトリーの能力をデザインし、さらに効率的なスクリーニング(標的、非標的スクリーニング、疑いのある物質に対するスクリーニングなど)、同定、確認および定量に対する変わりゆくビジネスニーズに対応するための最適なシステムを見つけましょう。

 Orbitrap Exploris 120Orbitrap Exploris 240Orbitrap Exploris 480
 Thermo Scientific
Orbitrap Exploris 120
質量分析計
Thermo Scientific
Orbitrap Exploris 240
質量分析計
Thermo Scientific
Orbitrap Exploris 480
質量分析計
分析標的/非標的スクリーニング(MS)
未知化合物の同定(MS)
確認(MS/MS)
絶対および相対定量(MSおよび/またはMS2
理想的な用途
高度なデータ依存実験なしPrecursor FitSureQuant、Precursor Fit、Boxcar Scanning
次世代型イオン源インターフェースあり
さまざまなアプリケーションに対応するクイックスタートメソッドあり
ドラッグアンドドロップメソッドセットアップユーザーインターフェースあり
Almanacウェブベースモニタリング・管理Foundation 3.1 SP 1以上が必要
自動バックグラウンド除去なしFoundation 3.1 SP 1以上が必要
標準機能
m/z 200での最大分解能(FWHM)120,000240,000480,000
質量精度(内部キャリブレーション)<1 ppm(EASY-ICイオン源使用時、最大5日間)
キャリブレーション方法Thermo Scientific Pierce FlexMixキャリブレーションソリューション
ダイナミックレンジ最大5桁
質量範囲m/z 40~3,000m/z 40~6000
(BioPharmaオプション利用で最大8000)
スキャン速度最大22 Hz最大40 Hz
極性切替1.4 Hz
イオン源インターフェースOptaMax NGイオン源
マルチプレキシング最大20プリカーサー/スキャン
スキャン機能フルMs、フルMS/AIF、SIM、DIA、t-MS2、t-SIM/dd-MS2フルMS、フルMS/AIF、SIM、t-MS2、DIA、dd-MS2、フルMS/AIF NL/dd-MS2、フルMS/dd-MS2
解離法In-source CID、HCD
オプションおよび/またはアップグレード
インタクトタンパク質モードオプション(BioPharmaオプション)Yes
広質量範囲(HMR、最大 8000 m/zオプション(BioPharmaオプション)Yes
感度MS/MS:200 fgレセルピン(オンカラム)S/N比= 100:1
SIM:200 fgレセルピン(オンカラム)S/N比= 250:1
MS/MS:50 fgレセルピン(オンカラム)S/N比= 100:1
SIM:50 fgレセルピン(オンカラム)S/N比= 150:1
推奨クロマトグラフィーシステムVanquish Core HPLCシステム
Vanquish Flex HPLCシステム
Vanquish Duo HPLCシステム
Transcendマルチチャンネルシステム
Vanquish Flex HPLCシステム
Vanquish Duo HPLCシステム
Vanquish Horizon HPLCシステム
EASY-nLC 1200システム
UltiMate 3000 RSLCnanoシステム
イオン源APCI/APPIコンビネーションイオン源FAIMS Pro Duoインターフェース
APCI/APPIコンビネーションイオン源
EASY-Sprayイオン源
Nanospray Flexイオン源

Orbitrap Exploris質量分析計の内部構造

Orbitrap Exploris質量分析計は、高度に最適化されたデザインにより、設置面積がコンパクトになりました。それと同時に、高性能パーツや各種の新機能を搭載しています。これにより、さまざまな重要アプリケーションでの機能が向上しました。この設計では、6段階ポンピング機能搭載のシングルターボポンプにより、さらにコンパクトな設置面積を確保し、稼働部品数、電気消費量、雑音、重量を低減します。

Orbitrap Exploris 120およびOrbitrap Exploris 240質量分析計のイオンパスと主な構成部品

Ion path and key components of an Orbitrap Exploris Mass Spectrometer

Orbitrap Exploris質量分析計注文情報


動画:知見を組み合わせる—網羅的なOrbitrap Exploris HRAMデータについて、信頼性の高い解釈を行う方法

LC-MSアプリケーションを実行するラボラトリーでは、検出した化合物を確実に同定することが求められます。多くの低分子アプリケーションにおいて、従来のアプローチでは不十分です。ラボでは、満足のいく同定と特性評価を行うために、高品質で豊富なスペクトル情報や専用データ分析ソフトウェアを必要としています。

Thermo Scientific Compound Discovererソフトウェアは、Orbitrap高分解能精密質量分析の包括的なデータについて信頼性の高い解釈を行うのに役立ちます。


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