DNA シーケンシング

DNA シーケンシングは、DNA 分子におけるヌクレオチド配列（塩基配列）を解読するプロセスです当社が提供する革新的なシーケンシングソリューションは、ゲノムを解読し、生物学の最も困難な疑問を解き明かします

当社のシーケンサは、初めてのヒトゲノムのシーケンスや嚢胞性線維症様の疾患に関わる遺伝子の発見など、25 年以上にわたり重要な科学の進展に貢献してきました。シーケンシング技術における当社の継続的な革新は新たな発見を推進し続けます。

全ゲノムシーケンスから特定のゲノム領域のターゲットシーケンスに至るまで、当社のシーケンシング製品ラインは DNA シーケンシングにおける幅広いスループットアプリケーションのニーズにお応えします。

お客様に最適なプラットフォームは？

個々の遺伝子、遺伝子領域、または遺伝子群のシーケンシングは、ゲノムのターゲット領域の既知の、あるいは生殖細胞や体細胞からの新規の変異をスクリーニングするために、がんや遺伝性疾患の研究で一般的に利用されています。

• Ion Torrent 次世代シーケンサによるターゲットシーケンシング
  
• サンガー法シーケンサによるターゲットシーケンシング

de novo シーケンシング、あるいは「一からの」のシーケンシングは、リファレンスゲノムを構築する方法です。これは、無作為に断片化したターゲット DNA のシーケンシングを行い、これら個々のフラグメントの配列を、仮または完全なゲノムに再構築することによって達成されます。

• サンガー法シーケンサによる De Novo シーケンシング
• Ion Torrent 次世代シーケンサによる De Novo 微生物シーケンシング

全ゲノムシーケンス（WGS）は、SNPs、挿入、欠失、反転、複雑な構造解析、コピー数変異など、全範囲の遺伝子変異を検出するために、全ゲノムのシーケンシングを行い、リファレンスゲノムと比較する必要があります。

• Ion Torrent 次世代シーケンサによる全ゲノムシーケンシング
  

新たな変異を発見した時は、異なる技術（独立したケミストリ）による正確な変異の検証が、不可欠です。当社は、ラボでの発見を検証するためのゴールドスタンダードと迅速なアプローチを可能にする手法を提供しています。

• Ion Torrent 次世代シーケンサによる変異の検出
• サンガー法シーケンサによる SNP ジェノタイピング

エクソームのターゲットシーケンスは、コーディング領域のエクソンを標的として、濃縮してシーケンシングを行います。エクソームはゲノムの約 1％にすぎませんが、疾患を引き起こす変異の約 85％を含みます。6,800 種を超える希少・難治性疾患 [1] の原因解明に努めている遺伝子研究者にとって、エクソームシーケンシングは、複雑な疾患の遺伝性を説明する一塩基変異（SNV）、小規模な DNA 断片の挿入または欠失（挿入欠損）、および希少な de novo 突然変異の同定を可能にします [2]。

• Ion Torrent 次世代シーケンサによるエクソームシーケンシング

16S rRNA 遺伝子のシーケンシングは、正確かつ信頼性の高い微生物同定法です。

• Ion Torrent 次世代シーケンサによる微生物のシーケンシング
  
• 微生物同定