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CellLight蛍光タンパク質を使用すると、生細胞中の特定の構造を容易に標識化できます。すぐに使用できるコンストラクトを細胞に添加し、一晩インキュベートするだけで、翌朝にはイメージングの準備が整います。これらのコンストラクトは、特定の細胞内構造をターゲットとする蛍光融合タンパク質を発現します。蛍光タンパク質は、BacMam技術を用いた簡単なトランスフェクションステップにより導入され、分子生物学的技術を必要としないため、細胞染色液のように機能します。
GFP | RFP | CFP | |
---|---|---|---|
励起波長領域 | 488-510 | 555-584 | 435-485 |
サイズ | 1 mL | 1 mL | 1 mL |
アクチン | C10582 | C10583 | — |
細胞質 | B10383 | — | — |
小胞体 | C10590 | C10591 | — |
初期エンドソーム | C10586 | C10587 | — |
後期エンドソーム | C10588 | C10589 | — |
ゴルジ | C10592 | C10593 | — |
ヒストン(ヒストン2B) | C10594 | C10595 | — |
リソソーム | C10596 | C10597 | — |
ミトコンドリア | C10600 | C10601 | — |
核 | C10602 | C10603 | — |
ペルオキシソーム | C10604 | — | — |
細胞膜 | C10607 | C10608 | C10606 |
タリン | C10611 | — | — |
チューブリン | C10613 | C10614 | — |
BacMam 2.0形質導入コントロール | B10383 | — | — |
コンジュゲートなし | |||
Null virus (control) | C10615 |
※日本国内において上記CellLight製品はいずれも、カルタヘナ法該当製品として販売しております。
BacMam 2.0ベースのCellLight蛍光融合タンパク質を使用して遺伝子を発現するのは、簡単かつ効率的です。
プレートに細胞を入れる直前にCellLight蛍光融合タンパク質と混合することで、形質を導入できます。あるいは、すでにディッシュまたはプレート上にある細胞にウイルスを添加することで接着細胞に形質を導入することもできます。一般的に、70%コンフルエンスでBacMam粒子と細胞の比率を20:1にすると、形質導入が一番うまくいきます。
BacMam技術を用いると、アッセイに応じた細胞モデルを作成し実行するために、効率的な形質導入システムを構築できます。BacMam技術により、ターゲット蛍光タンパク質で小器官を標識化したり、イオンチャネルや受容体などの薬剤ターゲットを発現したり、蛍光タンパク質インジケーターで細胞プロセスをモニタリングしたりできます。Invitrogen ViraPower BacMam発現システムを使用して、ユーザー独自のカスタム構造体を作成することもできます。
For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.