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「まだ最初の実験ですが、GeneArt ® Precision TALsのアクチベーターVP64融合型を利用して、内在性の遺伝子発現を向上させることに成功したようです」と話すのは、足立典隆教授。VP64はヘルペスウイルス由来の転写活性化因子。TALエフェクターを目的遺伝子のプロモーター領域に結合するようデザインすることで、その遺伝子の転写活性を高めます。・・Read More
「先進国でHIV感染者数が増えているのは日本だけです」と話すのは、京都大学ウイルス研究所の蝦名氏。蝦名氏は、エイズの病原体であるHIVなどレトロウイルスの複製メカニズムを研究しています。「感染細胞の染色体に組込まれたレトロウイルスゲノムを可視化し、ウイルス産生時のプロウイルスの動きをみることを目指しています」と語ります。・・Read More
「研究材料は、主にカイコ。ガの仲間で鱗翅目昆虫に含まれます。カイコの脱皮や変態がどのようにコントロールされているかを研究しています」。こう語るのは、農業生物資源研究所昆虫科学研究領域主任研究員の大門高明氏。昨年3月、カイコの突然変異体の「2眠蚕(にみんさん)」を解析し、幼虫から蛹への変態を抑制する遺伝子を報告しました。大門氏は、明治時代から続くカイコ研究に、新しいゲノム編集の技術を応用しています。Read More
「Veriti®サーマルサイクラー®の使いやすさはもちろんですが、曲線的なデザインや見やすい大きなディスプレイも気に入っています」と話すのは、東京大学先端科学技術研究センターの野中綾氏。腫瘍細胞に特異的に発現するノンコーディングRNA(ncRNA)を研究中です。Read More
「藻類の生育を見るのに、Tali®サイトメーターは欠かせないんですよね」と開口一番語ってくれたのは、東京大学生物生産工学研究センターの倉橋みどり氏。微細藻類と海洋深層水によるバイオマスエネルギーを開発し、実用化を目指しています。微細藻類とは、植物プランクトンとも呼ばれる、顕微鏡サイズの藻のこと。倉橋氏は、Ta l i®イメージベースサイトメーターを使って、この小さな植物の細胞数や生存率を測定中。「やっと理想の装置に出会えました」と語ります。Read More
「iPS 細胞をフィーダー培養からフィーダーフリー培養へ移行するときは、ちょっと気を 使うんですよ。未分化の状態をうまく維持できるかどうか心配で…」。大阪医療センター臨床研究センター再生医療研究室の福角勇人氏は、こう語ります。福角氏は室長の金村米博氏とともに、iPS細胞の安定的な培養技術の開発に取り組んでいます。Read More
ラット海馬神経細胞のアポトーシスの動画を説明しつつ、CellEvent®試薬について杏林大学医学部の須賀圭氏は、タイトルのようにコメントします。須賀氏は、Syntaxin(Syx)ファミリーの中でも、主に小胞体からゴルジ体にかけて局在し、小胞輸送に関与するSyx5を研究中。これまでにアルツハイマー病関連タンパク質の細胞内輸送における役割を調べ、家族性アルツハイマー病の原因遺伝子の一つであるPresenilin(PS)と結合していることを発見。さらに・・・Read More
「見えない人の生活は、想像もできないくらい大変ですよね。そういう方が、もう一度光を感じる事ができないか、そんなことを思いながら研究しています」と語るのは、菅野氏。同じ研究室の富田浩史教授と共に、クラミドモナスの眼点から単離されたチャネルロドプシン遺伝子を利用する遺伝子治療法の開発を目指して基礎研究を行っています。 Read More
2012年8月18・19日、ライフテクノロジーズジャパン株式会社・本社で高校生向け実験教室「幹細胞研究に挑戦しよう!」を開催しました。このイベントは、細胞培養の歴史とともに歩んできたGibco50周年を記念に企画。学校ではなかなか取り組めない、幹細胞をテーマにライフテクノロジーズがオリジナルに開発した実験教室です。夢多き高校生の2日間の実験への取り組みと若手研究者との交流会について報告します。Read More
動脈硬化は、心疾患や脳血管疾患の引き金ともなる危険な症状であり、予防法開発は、今後高齢化が進む日本では急務と言えます。神戸大学の佐々木直人氏は、動脈硬化を慢性の炎症と捉え、免疫学から予防法の開発に挑んでいます。特に注目するのは、「制御性T細胞」。研究のお話とともに、高流速でもつまらない、AttuneⓇシステムへのコメントをいただきました。Read More