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Exosome (エキソソーム/エクソソーム)研究が注目を集めています。興味はあるけど、どのように研究を進めたらよいか悩んだり、解析方法が面倒で躊躇していませんか?このシリーズは、エキソソーム研究を行う上で、シンプルな実験ワークフローをご提案いたします。実験の簡便性だけでなく、これから始める研究計画の参考にしていただければ幸いです。Read More
「例えば京都の祇園祭で、大通りを埋め尽くす観光客の写真を数分ごとに撮っても、その動きの変化を捉えることはむずかしいですよね。しかし数十人に特定の帽子をかぶせて追跡すれば、全体の動きを把握しやすくなります。同じアイデアを基に、細胞内でアクチン線維の動態を解析する『単分子スペックル法』を開発しました」。こう話すのは、京都大学の渡邊直樹教授。2002年、低密度に発現する蛍光アクチンを目印に細胞伸展縁におけるアクチン線維の重合、脱重合のキネティクスを一分子の動きから高精度に測定。そして2014年、同研究室の山城佐和子氏は、蛍光標識アクチンをエレクトロポレーションで、直接細胞に導入することで、この技術を誰もが使いやすい方法に改良しました。Read More
ライフサイエンス研究者へ新しい出会いの場を提供する、NEXT FORUM。 2014年は、「生命の根源に迫る最先端リサーチ」をテーマに東京・六本木のニコファーレで開催しました。第1部はゲノム編集、再生医学、がん研究のそれぞれの分野で活躍する研究者レクチャー、第2部は公募した研究者川柳コンテストや受賞作品の発表、第3部は若手を交えたトークセッション。MCとして出演した、ジャーナリストの津田大介氏とフリーキャスターの石田紗英子氏が、ニコ生中継ののべ2万5千人の視聴者からのコメントを拾いつつ、イベントを盛り上げました。Read More
アポトーシスを研究テーマに修士課程を修了後、4年間製薬企業で研究を続け、再度アカデミックに戻った井垣氏。研究者として自立することを目標に研究に打ち込み、博士課程、そして留学へ旅立ちます。アポトーシスのシグナルが細胞内でどのように伝えられていくかだけでなく、細胞同士の柔軟なコミュニケーションシステムに多細胞生物の生き残り戦略の面白さを感じ、独自の視点から研究テーマを発展させたと語たります。Read More
典型的な遺伝子発現実験では、細胞からRNAを精製後、DNAへ逆転写してリアルタイムPCRを実施するため、2ステップ操作が必要で数時間かかる作業でした。これに対してAmbion® Cells-to-CT™ Kitは、培養細胞からRNA精製なしで、直接リアルタイムPCRを実施するシリーズ。手間と時間を省き、しかも高精度な結果が得られます。この度、より迅速で、より簡単をコンセプトに、逆転写とリアルタイムPCRを1ステップで行えるCells-to- CT™ 1-Step TaqMan® KitとCells-to-CT™ 1-Step Power SYBR® Green Kitの2製品が、このシリーズに仲間入りしました。ここでは新しいキットの利点や使用方法を始め、他製品との比較を紹介します。Read More
細胞外小胞(EV: Extracellular Vehicle) は、細胞から分泌される脂質に囲まれた小胞であり、急速に注目を集めている生物学の魅力的な分野です。EVの中でも小サイズ(30~100nm)のエキソソームは、血液、唾液、尿、母乳などの様々な体液中に存在し、多様な自然の生物学的プロセスに関与していることから、特に関心を持たれています。この分野の研究がますます進展するにつれ、細胞間の複雑な情報伝達などエキソソームが関与する機能が明らかとなってきています。Read More
慢性肝疾患や血液系の代謝疾患の原因究明を目指す旭川医科大学内科学講座の研究グループ。疾患に関わる遺伝子変異や発現変動から病因究明を目指して、次世代シーケンサとデジタルPCRを組み合わせ、エクソームやトランスクリプトームの網羅的解析を着実に進めています。臨床消化器・肝臓学連携講座の田中宏樹氏と佐々木勝則氏にお話を伺いました。Read More
様々なアプローチで進むウイルス感染に対する予防研究。外被タンパク質に対する中和抗体や細胞障害性T細胞の誘導などのワクチン開発と並んで、近年、宿主が潜在的に持つ感染抑制因子の作用機序の解明が新しい予防法や抑制法の開発へのアプローチとして注目さ れています。大阪大学の武田英里氏は、HIVが細胞内に侵入する際、ウイルスゲノムとタンパク質からなる「コア」を特異的に認識して破壊するHIV感染抑制因子「TRIM5α」の研究を進めています。Read More
遺伝子改変マウスを使い精神疾患のメカニズム解明に挑む藤田保健衛生工学の宮川剛氏。ポスドク時代を含め5年弱留学したアメリカでは、マサチューセッツ工科大学(MIT)の利根川進氏のラボなど3ヶ所でPIのステータスやマネージャーも経験しました。「いかに効率よくするかに頭を使っているのがアメリカ。また議論を楽しんで、自分の意見をはっきり言えるようになります」と海外留学を勧めます。Read More
膜タンパク質は、多くの細胞プロセスに関 わる重要な構成要素であり、基礎研究や新薬開発の鍵となるタ ー ゲットです。しかし、このような重要なタンパク質であるGPCRやトランスポーター、接着分子、イオンチャンネル およびウイルス外皮タンパク質は、研究に十分な量や質を確保することが難しい場合が多々あります 。そ のため、インタクトな構造を保ち、正しい方向で配置された、機能を有する膜タンパク質を高収量で回収する発現システムへの要望は非常に強いものでした。この必要性に応えるために私たちは、MembranePro™ Functional Protein Expression Systemと、哺乳類細胞を用いる高収量の一過性タンパク質発現システムExpi293™ Expression System を組み合わせ、Expi293™ Membrane Pro™ Expression Systemを開発しました。 Read More