Search Thermo Fisher Scientific
Search Thermo Fisher Scientific
「新しい合成生物学とデータマイニング技術を既存のテクノロジーと統合し、分子・細胞・細胞分化計測のための新しい実験やテクノロジーを創出すること」をミッションに、昨年研究室を立ち上げた谷内江氏。留学のきっかけは、ある晩湧き出た「地球って大きいよな」という思い。そして「日本よりずっと大きな世界」で勝負するため、民間企業の内定を断り、ハーバード大学のFritz Roth研究室への留学を決意します。Read More
近年、神経幹細胞や造血幹細胞において、分化能の異常や自己複製能の低下などの機能に変化が生じる「幹細胞老化」の研究が注目されています。この幹細胞老化を制御できれば、加齢疾患の予防や健康寿命の延長ができると期待されます。理化学研究所の金田勇人氏は、神経幹細胞の分化能が、特定のマイクロRNAによって制御されていることを明らかにし、幹細胞老化の制御機構の解明を目指して研究を進めています。Read More
「先天性難聴は、新出生児1000人に1人にみられる頻度の高い障害であり、正確な診 断に基づき、適切な時期に最適な医学的介入を行うことが大切です」。信州大学の 宇佐美氏はこう語ります。その原因の50-60%に遺伝子が関与することが知られており、遺伝学的検査を行う事で従来原因不明であった難聴の原因を明らかにし、正確な診断に基づいた適切な医療を行う事が可能となります。Read More
海洋研究開発機構(JAMSTEC)の高井研氏は、世界に名の知れた「極限微生物ハンター」。 これまでの数十回を超える深海への潜航で、世界20カ所の熱水噴出孔を探査してきました。 生命の息吹をほとんど感じさせない暗黒の深海底をしばらく行くと、突如現れる噴出孔。そこでは、海底の割れ目から重金属や水素、硫化水素やメタンを含む熱水がもくもくと噴き昇り、ゴエモンコシオリエビ、チューブワーム、スケーリーフットといった異形の生物が群生しています。Read More
前回まで、エキソソーム中のRNA Cargoの解析について説明してきました。ここでは、エキソソーム中のProtein cargoの解析法として、一般的なタンパク質解析の手法であるWestern blotting法を紹介します。この方法は、よく利用される技術ではありますが、注意も必要です。Read More
第4話では、精製した“RNA cargo(カーゴ)”中のマイクロRNA(miRNA) cargoの定量解析について説明しました。今回は、“RNA cargo(カーゴ)”中のmRNA cargoの定量解析について説明します。TaqMan® Gene Expression Assaysを用い、リアルタイムPCR解析について紹介します。 Read More
第3話では、“RNA cargo(カーゴ)”の精製について説明しました。今回は、miRNA cargoの定量解析について説明します。具体的には、TaqMan® MicroRNA Assaysを用い、リアルタイムPCR解析の方法を紹介します。プロトコールだけでなく、RNAサンプルの取り扱いの注意点や、実験データの解釈についても考察しています。Read More
パート1では、培養上清やさまざまな体液サンプルからのエキソソームの濃縮・回収方法について紹介しましたが、パート2では、回収したエキソソーム内のRNA(RNA cargo)に絞って解析方法を紹介します。具体的には、ターゲットのRNA cargoの定量を目的に、エキソソームからのRNA精製からリアルタイムqRT-PCR法による発現解析までのワークフローです。 Read More
近年、従来の光学顕微鏡の分解能の壁を越える超解像顕微鏡技術が開発され、これらの技術を用いて各社から超解像顕微鏡が発売されており、これが生物学分野のブレイクスルーとなっている。本稿では、構造化照明(Structured Illumination)により従来の光学顕微鏡の分解能を約2倍に向上させた超解像顕微鏡N-SIMを用いて、新しい封入剤ProLong® Diamond、SlowFade® Diamondで封入した標本を観察したので紹介する。寄稿:高塚賢二氏(株式会社ニコン マイクロスコープ・ソリューション事業部) Read More
現在、エキソソームの回収法として、超遠心機を用いたサイズ分画法が汎用されています。しかしこの方法は、時間がかかり、高度なテクニックを必要とします。これに対して、スタートのサンプルに応じたTotal Exosome Isolation 試薬を使えば、培養液や、血清などの体液サンプルから、単純な操作でインタクトな状態のエキソソームを回収できます。Read More