Technical Review : 抗原との結合能をそのままに、Fc領域を特異的に標識!SiteClick™ 抗体標識システム

Technical Review vol.5

SiteClick™ システムは、新しいタイプの部位特異的な抗体標識キットです。 クリックケミストリ法と酸素反応を組み合わせ、抗体分子の重鎖N-結合型グリカンを特異的に標識します。 煩雑で一貫性を欠きがちな従来の抗体標識法と比較して、SiteClick™ は部位特異的で、再現性の高い抗体標識が行えます。 Qdot® やR-PEなど、標識分子の選択肢も豊富なので、さまざまなアプリケーションに対応します。Read More

Date Posted: 02/02/14

Interview: 世界を回せ!バイオイメージングのトレンドセッターへ(後半)

いつ行く? どうする? 海外留学 vol.5

留学先の米国カリフォルニア大学サンディエゴ校のロジャー・ツェーン研究室にてGFPやFRET(蛍光共鳴エネルギー移動)と格闘し、カルシウム指示タンパク質カメレオンを生み出した、宮脇敦史氏(理化学研究所 脳科学総合研究センター)。カメレオン開発にまつわるエピソードに宮脇サイエンスの根源を垣間見ることができそうです。Read More

Date Posted: 02/01/14

Technical Review : Synthetic Biology and Cell Engineering at Life Technologies

Technical Review vol.4

生物の遺伝子操作を追求することで、様々なアプリケーションに応用が期待されるSynthetic Biology。創薬研究では、遺伝子操作で作製した疾患モデル細胞や動物をスクリーニングや評価に用いることで、より効率的で費用対効果の高いアプローチが可能になります。またエネルギーや製造分野では、微生物や植物の遺伝子操作によって効率的なバイオ燃料や工業用化学物質の生産が期待されます。Synthetic Biologyは、未来へのエキサイティングな研究分野と言えます。Read More

Date Posted: 02/01/14

Voice & Report: 高いポテンシャルを有する脂肪幹細胞で再生医療研究を加速

User's Voice 23

産業技術総合研究所の木田泰之氏は、脂肪由来の間葉系幹細胞の「脂肪幹細胞」研究から、全身のメタボリズム、病態の解明、そして再生医療の実現を目指しています。「脂肪幹細胞」は、骨髄幹細胞同様、様々な細胞への分化誘導が行えます。木田氏が、脂肪幹細胞の再生医療研究における可能性について語ります。Read More

Date Posted: 12/10/13

Interview: NEXT FORUM 2013 開催報告 「想像の歴史から、創造の未来へ。」

NEXT FORUM 2013

ライフサイエンスに関わるすべての研究者に新しい出会いの場を提供するNEXT FORUM。 2013年のテーマは、「想像の歴史から、創造の未来へ。」です。日本を代表してヒトゲノムプロジェクトを率いた榊佳之氏をナビゲーターに、再生医療、進化工学、脳科学の各分野を切り拓く科学者 ― 岡野栄之氏、四方哲也氏、大隅典子氏 ― が登壇。六本木ニコファーレの参加者とオンライン視聴者と共に、次世代のライフサイエンスについて語り合いました。Read More

Date Posted: 12/09/13

Interview: 新たながん研究の地平へ。

NEXT Interview vol.8

「みんなががん細胞を解析しているのであれば、自分はがん細胞ではないものを解析しようと思います」。「いきなり新しいことを始めても勝ち目はありません。戦法が重要です」。国立がん研究センター研究所の牛島俊和氏の研究戦略だ。その結果、見つかったことは、・・。Read More

Date Posted: 12/09/13

Interview: やると決めたらどんな環境も楽しむ!バイオイメージングで世界のトレンドセッターへ(前半)

いつ行く? どうする? 海外留学 vol.4

色鮮やかに生命のダイナミクスを描き出す蛍光イメージング。理化学研究所の宮脇敦史氏は、サンゴやウナギから新規の蛍光タンパク質を遺伝子クローニングしたり、カルシウム、レチノイン酸や細胞周期の動態を可視化するプローブを開発したり、また、生体組織を透明化する試薬を開発するなど、バイオイメージング技術開発分野で独創的な成果を出し続けています。宮脇氏は1995年~98年に米国カリフォルニア大学サンディエゴ校に留学、後(2008年)に「GFPの開発」でノーベル化学賞を受賞するロジャー・ツェーン博士に師事。ユニークな留学体験から若手研究者への提言まで、2回にわたってお届けします。Read More

Date Posted: 12/01/13

Technical Review : EXOSOMES: The tiny vesicles with a tremendous potential

Technical Review vol.3

エキソソームは、様々な種類の培養細胞から分泌される小型膜小胞として発見され、近年、ほとんどの種類の体液中に含まれることが明らかになってきました。この小胞は、特別なmiRNAやmRNA、そしてタンパク質を運び、幅広い生物学的機能を持つと考えられていますが、未だにわずかな知見しか得られていません。それでもエキソソームは、・・・Read More

Date Posted: 12/01/13

Voice & Report: 神経幹細胞における非対称分裂のシグナル伝達機構を探る

User's Voice vol.18

理化学研究所の吉浦茂樹氏は、「神経幹細胞は非対称分裂により、神経幹細胞と神経前駆細胞(GMC)という2種類の細胞を生み出します。この時神経幹細胞は、上皮細胞に対して必ず垂直に分裂します」と語ります。そして「この分裂は個体発生における形態形成に重要な役割を果たし、ショウジョウバエの神経幹細胞では中枢神経組織の成長の方向が決まっていきます」続けます。吉浦氏に、非対称分裂の意義と研究の進展について伺いました。Read More

Date Posted: 10/21/13

Voice & Report: iPS細胞から角膜細胞を誘導し、角膜再生医療を実現化へ!

User's Voice vol.21

ヒトiPS細胞から培養上皮細胞シートを作製して角膜上皮疾患モデル動物(ウサギ)へ移植、その有効性を確認した大阪大学の眼科チーム。「iPS細胞の臨床研究では網膜色素上皮細胞シートの移植が先行していますが、私たちは角膜でこれに続きたい」と語るのは、林竜平氏。iPS細胞の分化誘導は、理化学研究所の研究者らが開発したSDIA 法(Stromal cell-Derived Inducing Activity)等を参考にし、Gibco®のKSR (KnockOutTMSR)を用いた無血清培養で行っています。Read More

Date Posted: 10/21/13